■若者、洋間にマッチ!「洋の曲げワッパを研究」
〜大館曲ワッパ協同組合
天然秋田杉が近い将来枯渇するのに備え、大館曲げワッパの新しい素材を調査研究する「新素材製品開発研究事業産地委員会」(小笠原昭二委員長)の第二回企画会議が去る12月17日(木)大館市の秋田職能短大で開かれた。
同委員会は昨年8月、大館曲ワッパ協同組合(伊藤国弘理事長)や学識経験者、行政など20人のメンバーで発足した。
第2会企画会議では「新しい曲げワッパ製品」をキーワードに「より広い世代に曲げワッパを注目」してもらうため、「和」のイメージが強かったこれまでのイメージを払拭し、「洋」の空間に合う製品、デザインを意識したオブジェ風の照明やスツール、曲げワッパの円を生かした洋風収納家具などの図案が披露された。
今年3月には大館市内で新素材製品の展示会を開催し、来場者へのアンケート調査も行う予定。検討会を経て年度内には製品化することを目指している。
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