フロム情報連絡員

販売価格を除いた
各項目においてD.I値アップの動き


情報連絡員80名
回答数:73名
回答率:91.3%
1月分


図の見方●前年同月比の【D.I値】をもとに作成しております。

○情報連絡員報告による1月分の県内景況は、前年同月比で、業界全体のD.I値が−43.8ポイントとなっており、12月調査と比べて9.6ポイント好転した。木材・木製品製造業において荷動きがでてきている他、合板製品では値上り傾向を示している。全体的には、価格安が続いており、業況について不変とするところが多くなっている。


対前年同月比
好転悪化割合 業界全体
好転悪化割合 製造業
好転悪化割合 非製造業


業界の声
例年1月は閑散期であるが、前年同月と比べても仕事量が減っている。又、受注単価も低下ぎみである。
(印 刷)
寝装品の販売量が大きく減少、特に、就職、進学用寝具が伸び悩んでおり、販売額も低下している。
(繊維・同製品)
正月休みがあった為、売上、在庫とも据え置かれた状態にある。景況は変わらず。
(家具・建具・装備品)
特市は、すべての製品に競り合う場面が見られ、久々の活気に満ちた展開であった。
(木材・木製品)
合板製品の価格が値上がり傾向を示してきており、先高を見込んだ買増しもあることから、減産体制から、フル操業に切り替え中である。
(木材・木製品)
12月末で公共工事が終了し工事費が入金になったが、今月中旬以降、工事発注がなく厳しい状況になっている。
(建 設 業)
県内の生コンクリート出荷数量は、前月比51.9%、前年同月比78.7%といずれも大幅に減少しており、厳しい状況が続いている。
(窯業・土石)
例年、1月は出荷がなく、特に今月は大雪の為工事の遅れが目立ち、出荷数量が前月比27.3%となった。前年同月比では123.9%となっている。
(鉱 業)
例年、正月休み等により輸送量が落ち込む月であるが、前年同月をさらに下回っている。
(運 輸 業)
全体的に受注量、単価とも改善が見られず。
(鉄鋼・金属)
総体の売上高は、前月比161%、前年同月比117%となっており、設備操業度は123%となっている。
(鉄鋼・金属)
清酒は売上高が前年同月比101.8%と暫くぶりに好調、焼酎は118.7%、ビールも102.3%と依然順調、果実酒は106.0%、発泡酒は大健闘で130.4%となっており、全体的には107.3%の売上高となった。
(卸 売 業)
寒波の影響で冷え込む日が多かったためガスの消費量が伸び、前月比107.5%、前年同月比110.3%となった。
(小 売 業)
金融安定化制度により、資金繰りがやや緩和されたが、売上は依然として減少しており、最低記録の更新が続いている。
(小 売 業)
上旬は帰省客があり、やや活況を呈したが、中旬以降は前月同様鈍い動きとなった。
(商 店 街)


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