*あっという間に1年が過ぎた。もちろんいろんな出来事があった。この「商工あきた」もホームページで読めるようになった。事務所内ではランシステムが確立され、支所も含めて情報の共有化がすごいスピードですすんでいる。 *そう言えばこの4月は統一地方選挙。大都市部では開票作業は深夜に及ぶため人件費等が嵩むことから、財政難を理由に翌日開票も増えそうだ。だがコンピュータがこれほど普及した今、高度情報化時代にふさわしい選挙の方法・集計作業ができないものか。例えばマークシート方式だと無関心といわれる若年層の政治参加を促すなど一石二鳥と思うのだが・・・。 *都市中心部への一般車輌の進入を禁止し、都市の活性化を図る「トランジットモール」の試行がこの15日から二週間にわたって浜松市で行われる。休日だけの歩行者天国と違い、究極的には恒久的に車を排除していこうとするもの。古河市では自動車中心の交通体系を見直し、自転車専用道などインフラを整備し主要な交通手段を自転車にシフトする計画がある。 *環境への配慮・省資源の見地からわが国でも自転車の良さを見直そうという機運は高まっているが、本県二ツ井町でも共用自転車を町内各所に置き、町民に自由に使ってもらう計画があるという。 *秋田市では秋田駅前から県産業会館跡地までの一方通行で囲まれた地域の夜間人口は昭和40年には約800人が居住していたが、平成9年は約80人と、約30年で9割が流出だそうだ。人ではなく車優先の街づくりがこうした影響を与えたのか、車社会に地域が対応できなかったのか根は複雑だ。 *外国では自転車専用道路はもちろん、時間帯によっては自転車ごと電車に乗り込めるところもある。自転車の街づくりのためのインフラ整備が駅や公共施設、商店街にまでつながれば沈滞の解消、駐車場不足など街の活性化にも大きな効果が期待できるのではないだろうか。 |
(S・K記) |