フロム情報連絡員

売上高、収益とも伸び悩み

情報連絡員80名
回答数:74名
回答率:92.5%
2月分


図の見方●前年同月比の【D.I値】をもとに作成しております。

○情報連絡員報告による2月分の県内景況は、前年同月比で、業界全体のD.I値が-54.7ポイントとなっており、1月調査と比べて10.9ポイント悪化した。総体的に売上高、収益とも伸び悩みの状態にある。又、特に資金繰りが悪化したとの判断回答が多く、項目のD.I値が再び落ち込んだ。


対前年同月比
好転悪化割合 業界全体


業界の声
首都圏に向けた荷動きは比較的順調。価格は、一時1,000〜2,000円の値戻しが図られた以降は横這いで、厳しい状況に変わりない。
(木材・木製品)
住宅着工戸数が不足しているうえ、既製家具がほとんどを占めており、仕事量が少ない。
(家具・建具・装備品)
建築において公共関係、民間ともに発注があり、前月比、前年同月比で売上高、収益とも増加している。
(建 設 業)
工事の受注件数が減少しており、前月に続き景況は厳しい状態である。
(建 設 業)
コンクリート製品の出荷数量は、前月とほぼ同程度であったが、前年同月比では84%と落ち込んでいる。
(窯業・土石)
公共工事等仕上げ段階のためか、砕石の荷動きが若干増加した。一方、生コン用骨材は例年どおりの出荷数量であった。
(鉱 業)
全体的に受注量が増えてきており、景況は僅かに上向き傾向にあると思われる。
(鉄鋼・金属)
新車販売台数のうち、軽自動車は新規格になって以来5カ月連続して前年同月比二桁の増加となっているのに対し、登録車は23カ月連続のマイナスとなっている。
(小 売 業)
売上高並びに収益が前月比、前年同月比とも減少している。
(商 店 街)
市場外流通が増大しており、売れ行き不振である。
(卸 売 業)
各メーカーが新発売した食パン類の売上が引き上げた格好となり、パン全体の売上高は前年同月比100.6%となった。
(食 料 品)
寝装品の販売量が大きく減少、販売額も低下している。
(繊維・同製品)
年度末の需要が少しずつ出てきているが、落ち込み分をカバーできるだけの仕事量は期待できず。
(印 刷)
積雪のため作業が進まず、定期清掃も3月へ繰り越す状態。売上高は上がらず前月比同程度となった。
(サービス業)
悪天候の日は僅かにタクシー需要が増加しているが、景況は相変わらず低調である。
(運 輸 業)
 連絡員の素顔 
  vol.1

 秋田市工業団地協同組合
 事務局長 工藤 正治氏 (中小企業組合士)
■業界の天気について−
 昨年までは悪天候が続いていましたが、今年(1999年)に入ってからは好転してきたような気がします。組合員からも見積もり依頼も多くなってきて、このまま継続して欲しいという声が聞こえてきています。
■組合ではどのようなお仕事をされていますか−
 組合の共同事業について事務方から応援しています。具体的には共同駐車場の管理、金融斡旋(高度化資金関係)、理事会の運営など毎日多忙な日々を送っています。
 また、組合が主催する行事(納涼ビール大会や運動会など)の準備なども私の仕事です。
■何か趣味をお持ちですか−
 特別な趣味は持っていませんが、休日は囲碁を楽しむ時間が多いです。アマチュア5段(自称)の腕前です。
「新コーナー 情報連絡員の素顔」
80名の情報連絡員の素顔を毎月1名ずつご紹介していきますのでお楽しみに!


目次へ
(C)秋田県中小企業団体中央会
TEL 018-863-8701 FAX 018-865-1009
URL http://www.chuokai-akita.or.jp/
〒010-0923 秋田市旭北錦町1-47