組合情報アラカルト

■プレカット材をPR
 県内10工場で協議会を設立

 秋田県内でプレカット加工業を営む10工場(内協同組合=3)による秋田県プレカット協議会の設立総会が去る7月28日秋田市で開催された。
 在来工法の木造軸組み住宅への部材加工・供給の新しい拠点として年々シェアを拡大しているプレカット業者が、相互に情報を交換、生産技術を向上させ一般ユーザー及び建築業界のニーズに応えていくことが目的。なお、会長には平野井昌弘氏(本会常任理事、秋田県木材防腐加工協同組合理事長)が選出された。


■汗だくで照明器具の清掃奉仕
 能代山本電気工事協同組合

1  去る7月26日(月)、寺田知事が新規学卒者の求人要請のため商工会館を訪れ、本会等経済5団体に対して要請書を手渡した。寺田知事は「活力ある地域社会形成のため新規学卒者県内就職を促進しているが、景気低迷のおり、3月の高卒者向け求人は前年比で大幅に減少している。就職状況をみると未だに就職が決まっていない生徒が近年になく多く、厳しい状況にある。関係団体には傘下企業に対して協力の呼びかけを要望する。」として本会東海林会長らに要望書を手渡した。


■中学生の勤労体験学習受け入れ
 協同組合秋田市民市場

 秋田市民市場(川村忠理事長)では8月5日から7日までの3日間、太田町の太田中学校の2年生26人を勤労体験学習の一環として学校からの要請に基づき受け入れた。
 同校は毎年1年生から2年生の全生徒を職場体験学習させている。仕事は近隣町村の福祉施設や保育園、農家などの中から選んでいたが、今年は市民市場に協力要請があったもの。
 組合では受入要請に対して「あくまで生徒たちの勤労体験の学習の場として秋田市民市場を選んでくれた気持ちに対して、社会人や商売の達人として応えてあげたい」と快諾。
 3日間生徒たちはそれぞれ市場組合員の魚介類や青果売場で体験労働、慣れない仕事に緊張した様子で汗を流していた。

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 今回は協同組合秋田卸センターの堀川深雪さんからお話を伺いました。

■組合のお仕事のほか組合士会役員としてもご活躍しておりますね。
 学校卒業と同時にこの職場に入り、経理全般、会議の設定、議事録の作成、補助事業の管理などを担当するようになりました。平成6年には組合士試験に合格し認定を受けました。事務局にあって、日常業務を事務的にこなすだけでなく、組合という組織を歴史的・制度的に把握した上で事務にあたることが、精神面・実務面で大いにプラスになっているということを実感します。資格取得に前向きに対応して頂いた上司に非常に感謝しております。

■堀川さんを含めベテラン職員が多いですね。
 常勤職員4名中勤続20年以上が3名。職場環境が良かったことの証明だと思います。この間わたし自身2人の子供を産み、そして現在母親役を務めていますが。最近でこそ均等法や時短などで女性もずいぶん働きやすくなってきてはいえ、仕事と家庭の両立ができたことは、どこの職場でもできたことではないと思います。
 組合も高度化資金時代の団結力というものは衰退しつつあるのかもしれませんが、今後組合員が何を求めているのか、加入のメリットをどこに求めるのかを適切に把握し、時代にあった存在意義を示していく必要があると思います。

上司寸評●組合の円滑な運営に大いに役割を発揮してもらっています。これまでの経験を活かし、更なるマネジメント能力の発揮を期待します。(常務理事 須田一雅氏談)




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