去る9月7日(火)、秋田市の秋田県総合食品研究所において第1回HACCP導入研修会を開催した。定員を大幅に上回る参加があり、高い注目度がうかがわれた。
HACCP(ハセップ)とは、食品製造・加工における衛生管理レベルを飛躍的に向上させる方法で、食中毒防止策として大いに注目されている。
研修会では、秋田県総合食品研究所の研究員である川端康之氏を講師に迎え、入門編として最近の食中毒の事故例を紹介しながら、「なぜ起きたのか」「どこがいけなかったのか」を検証した。そして、受講者の施設ではどれくらい危ないのかを設問でチェックしながら、食中毒事故を防ぐ唯一の方法は、「自主管理」を徹底することが強調された。
なお、本会では今後第2回目としてHACCP手法導入企業の視察、3回目として「システムの導入」について研修会を開催する予定である。
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