去る9月7日(火)、秋田市の秋田県総合食品研究所において第1回HACCP導入研修会を開催した。定員を大幅に上回る参加があり、高い注目度がうかがわれた。 HACCP(ハセップ)とは、食品製造・加工における衛生管理レベルを飛躍的に向上させる方法で、食中毒防止策として大いに注目されている。 研修会では、秋田県総合食品研究所の研究員である川端康之氏を講師に迎え、入門編として最近の食中毒の事故例を紹介しながら、「なぜ起きたのか」「どこがいけなかったのか」を検証した。そして、受講者の施設ではどれくらい危ないのかを設問でチェックしながら、食中毒事故を防ぐ唯一の方法は、「自主管理」を徹底することが強調された。 なお、本会では今後第2回目としてHACCP手法導入企業の視察、3回目として「システムの導入」について研修会を開催する予定である。
平成11年8月16日(木)、第1回共同店舗運営懇談会が、東由利町「ぷれっそ」(協同組合東由利ショッピングプラザ)を会場に開催された。 共同店舗の運営についての問題点を解決しようと、組合関係者が集まったもので、それぞれの共同店舗の現状を中心に話し合いがなされた。 県内の共同店舗は、ここ数年町村単位で建設されており、現在2共同店舗が建設中である。 話し合いの中で、「店舗を構成する組合員の一体化をどう考えていけばいいのか」、「消費者へのチラシ等販売促進をどう考えればいいのか」など、第1回目の懇談会としては相当につっこんだ懇談となった。 今後、各共同店舗を会場に懇談会を開催する計画であり、共同店舗運営のノウハウ等情報交換を行いながら進めていくことにしている。