■業界の現状─
日配食品の代表で地元業者以外からの納入は難しいとされた時代は昔日のごとく、現在では流通事情の変化で、関東から秋田へ瞬時かつ大量に仕入れることが可能になりました。大手スーパーにとって、豆腐業界は装置産業として位置づけられています。大型スーパーは、例えば「関東以北の店は一括仕入れ」という手法でコストの削減を図っている。地元業者としては商品の差別化という手法が残されているだけですが、食品としては素材としての性質が強い豆腐だけに、それも難しい課題です。県内豆腐業者の淘汰はますます進んでいくでしょう。
■組合の運営について─
協業組合という法人の特異性がもたらした施策上のメリットというのが、最近は少なくなってきていると感じますが、現在のところ組織変更ということは考えていません。組織変更に関する中団法や中協法の改正が予定されているようですが、むしろスムーズな後継者へのバトンタッチあるいは外部からの優秀な人材・資本の調達ということから、組合員資格についての法改正を考えられないものか。このへんが協業組合運営者の共通の悩みなのではないでしょうか。
■休日の過ごし方について─
ドライブ、旅行、スポーツ観戦、温泉何でも好きですが、なかなか休みそのものがとれないのが悩みです。子供も大きくなり(社会人の男子と短大生の女子)、一緒に過ごす時間も少なくなりましたので女房と一緒の温泉めぐりが一番安らぎますね。
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