中央会の事業より

第2回HACCP導入研修会(視察研修)を開催

 9月28日(火)、第2回HACCP導入研修会として、実際にHACCP手法を導入した食品工場を視察した。視察先は、今年4月にカット野菜の製造工場を建設した秋田クリーンフーズ株式会社(大館市)で、総勢42名、貸切バスでの訪問となった。
 視察研修では、小倉隆夫社長から会社設立に至るまでの経緯及び国・県の施策の活用に始まり、同社が開発・販売しているオゾン殺菌洗浄システムなど徹底した安全・衛生管理の行き届いた工場の概要説明を受けた。工場見学後は、カット野菜を試食しながら懇談を行った。


事務局交流会開催

 9月29日(水)秋田市において第2回事務局交流会が開催された。講師に日本精機(株)代表取締役の斎藤隆氏をお招きし、「21世紀のパラダイムと第2の創業」をテーマに研修を行った。斎藤社長は、「秋の国会は中小企業国会といわれる。中政審では中小企業の育成、産業の育成を一番に考え、日本が生きていく道は創業支援であると考えている。21世紀のパラダイムは人間が人間らしく生きていくこと。そして情報化の時代である。やる気のある企業への支援に比重が高まると同時にSOHOのように、ハードからソフト企業への支援が多くなる。指導ではなく支援であり、産業連携ではなく融合という時代を迎えるであろう。」と語った。


「デザインネットワーク」発足

 県内デザイン関係者で組織する「デザインネットワーク」の設立に向けて、9月22日(水)本会の集中指導事業が秋田市において開催された。県内のデザイン業界の振興を図るためには、デザイナー同士・企業とデザイナー間のネットワーク、資質向上などをめざし、これまでの枠を超えたネットワークを形成し、デザインを基軸とした産業・文化の振興を図ることが必要であるということから、組織化に向けて準備を進めてきた。この度の会議で、11月中に発足することで意見がまとまった。発起人の一人であるバウハウスの森川亘社長は、「デザイン関係者多数の参加をお待ちしてます。」と語っている。



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