秋田県製麺協同組合(米澤實理事長)は毎月11日を「めんの日」とすることを決め、11月6日に「めんの日」制定記念フェア、11日には制定記念式典・祝賀会が開催されました。 制定のきっかけは10年度本会補助事業での活路開拓事業委員会。席上「景気低迷の中業界の元気がない。『めんの日』を制定し、一般消費者にアピールしては?」との意見が出され、平成11年を『めんの日』制定元年とすることにした。これは1は細長く、平成11年11月11日の6つの1を繋ぐことで細長く麺をイメージすることから決めたものです。 組合ではこれを全国製麺協同組合連合会(全麺連)に提案し、全麺連では秋田からの発信に即座に賛同の意を表し秋田発の「めんの日」を全国的に普及させることにしている。 多数の来賓が出席した中、米澤理事長は、「麺は、日本古来の食品であり、地域食品でもある、地域の集合体が麺文化を支えてきた。麺類の原点を思い起こし、元気で魅力ある業界づくりのため『めんの日』を丁寧に育て見事な花を咲かせたい。」と挨拶した。 式典では第1回めん川柳大会の1,375応募作品から、5名の受賞者表彰が行われました。大賞は東京都の森淳一氏、以下受賞者とその作品は次のとおり。
環衛組合とのゆるやかな連携 式典に先立ち、県内99老人ホーム等に8,191食のうどん寄贈が行われ、うち3施設には県麺類飲食環境衛生同業組合の賛同により、調理慰問が行われました。更に今後は県中華料理環境衛生同業組合の協力も得、麺協同組合と業界3団体との連携を進めていくこととしている。
アゴラ広場記念フェア 6日の秋田駅前アゴラ広場の記念フェアでは、東北6県の地域ブランド、共同ブランド等、麺類及び関連商品の展示・試食・即売や試食が行われました。また、秋田の郷土料理とめんのマッチング、麺の生地延ばし競争、練り込み実演コーナー、「おそばができるまで」の広面小学校生徒による“そば”の種まきから収穫までのパネル展示、めんの早食い競争など盛りだくさんのイベントが行われ、各コーナーが、たくさんの家族連れや買い物客らで賑わいをみせていた。