フロム情報連絡員
景況は横ばいで推移
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情報連絡員80名
回答数 76名 回答率 95.0% 11月分 |
情報連絡員報告による11月分の県内景況は、前年同月と比べて景況が「好転」したとする向きが14.5%(前月調査15.6%)、「不変」が46.1%(同44.2%)、「悪化」が39.5%(同40.3%)となり、業界全体のD.I値は-25.0ポイントで前月調査-24.7ポイントと比較して0.3ポイント悪化した。内訳としては、製造業では「好転」企業割合が20.0%(同23.3%)、「悪化」企業割合が36.7%(同33.3%)であり、D.I値は-16.7ポイントで前月調査-10.0ポイントと比較して6.7ポイント悪化した。非製造業では「好転」企業割合が10.9%(同10.6%)、「悪化」企業割合が41.3%(同44.7%)となったためD.I値は-30.4ポイントで前月調査-34.1ポイントと比較して3.7ポイント好転した。 |
対前年同月比 |
業界の声 |
☆豆腐の売上は、前年比で7カ月ぶりに減少傾向から前年並みの水準へと上昇。
(食料品)
☆清酒の出荷量は前月比77.5%、前年比90.2%。
(食料品)
☆ニットは、暖冬傾向のため厚物の動きが活発ではなく、期中生産が少ない。
(繊維・同製品)
☆プレカット加工は好調で、前年比では売上・収益ともに増加。
(木材・木製品)
☆他県業者を交えた価格競争・受注量の減少により、依然として経営状況は良くない。
(印刷)
☆生コンクリートの出荷数量は、日本海沿岸道路関係工事の特需により前年同月比で111.3%と増加。
(窯業・土石)
☆仕事量の不足が続き、価格も依然低落傾向。
(鉄鋼・金属)
☆清酒の売上高は前年同月比96.8%、焼酎は116.5%と好調、ビールは107.3%、果実酒はヌーボーブームやミレニアムブームから106.3%、発泡酒・リキュールは依然人気が根強く131.9%。
(酒類卸売)
☆新車の販売台数は、登録車が32ヵ月ぶりにプラスに転じた。
(自動車販売)
☆衣料品は、必要品以外には支出をせず安値商品を買う傾向が強いため、売上が不振。
(県南商店街)
☆公共事業の土木工事の発注は小型化し、件数も減少。建築工事も物件が減少している。
(建設)
☆公共工事の発注により景況は横ばいの推移。
(管工事)
☆大手企業から鉄骨輸送の受注があった県南地区では動きが好調。
(運輸)
☆洗砂の出荷数量は前月比103.8%、前年同月比129.7%。公共事業の道路工事、民間工事では建築がやや増加。
(砂利採取)
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