中央会の事業より
  漬物求評会開催

 本会のマーケティング交流活動促進事業として、秋田県漬物協同組合と県内JAによる漬物の「合同求評会」が1月25〜26日、秋田市内で開かれた。
 県総合食品研究所などの協力を得て、漬物業界のマーケティング調査や交流、県内メーカーの実態調査などを行ってきた。審査会には組合やJA加工部会が計41点を出品し、元東京都農業試験場長の小川敏男・漬物研究所長ら3人が見た目や香味、歯触り、商品性などを審査した。
 26日には講評会を開催。味付けやパッケージについては一応の評価のあったところであるが、酸味不足についての指摘や漬物の塩分濃度表示や原材料の吟味や漬け方の工夫についての提案があった。会場には出品者や審査賞のほか、県内スーパーのバイヤーも参加し、試食をしながら意見を交わした。

  第2回共同店舗懇談会を開催

 去る2月4日、六郷町「六郷ショッピングセンターAX(アックス)」を会場に県内の4共同店舗から9名が参加して、懇談会を開催した。
 はじめに、アックスの店内視察を行ったあと、共同店舗の今後の安定的運営を行うために、各店舗を取り巻く状況を把握した上で、各組合の運営上の問題点等の抽出を行い、地元消費者の応援を頂けるよ う販促活動、社員教育等の必要性について熱心に意見交換が行われ、特に同一イベントを持ち回りで開催出来るよう、今後も連絡を密にとって検討していくことを誓い合った。

  青年部交流会を開催

 1月28日、秋田県中小企業団体青年部協議会主催の交流会では法政大学経営学部の小川孔輔教授による、「若手経営者が考えるマーケティング戦略」と題した基調講演が行われ、「違いが分かる男」の流行語を生み出したネスカフェのブランド戦略や、テレビコマーシャルを最大限活用し今や業界最大手である「マツモトキヨシ」等のマーケティング戦略の裏側をビデオ放映を交えながら分かり易く解説した。
 また、仙台市の「アイリスオオヤマ」の例を挙げ、地方の中小企業が事業拡大していく過程でのマーケティングについて、参加者は熱心に聞き入っていた。 。

  第2回官公需問題懇談会を開催

 2月8日、開催された懇談会では、秋田県・秋田市より平成11年度の発注状況が報告されたほか、官公需に積極的な組合との間で活発な意見交換が行なわれた。
 建設省から「中小建設業者等の経営改善のための措置」の通達(お知らせコーナー参照)が出されるなど、中小建設業者等への配慮も伺われる中、組合側から地元優先の発注や適正価格での落札など発注者側に対して切実な要望も出された。

  新年研修会を開催

 2月9日、秋田市において秋田県中小企業組合士会の研修会が開催された。最近の組合士会を巡る情勢について柿崎清一郎会長からの報告のあと、「最近の経済情勢について」をテーマに商工中金秋田支店長養田修氏から、先頃視察したインドネシアを中心とする東南アジア情勢について講演を頂いた。講演終了後養田氏を交えての会員との懇親会で更に情報交換を深めた。



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