フロム情報連絡員
D.I値が好転
売上高、販売価格が上向く
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情報連絡員80名
回答数 76名 回答率 95.0% 3月分 |
○ 情報連絡員報告による3月分の県内景況は、前年同月比で、業界全体のD.I値は-32.9ポイントで前月調査と比較して6.5ポイント好転した。製造業では、-20.0ポイントで前月より9.3ポイント悪化。非製造業では-41.3ポイントで14.9ポイント好転した。木材・木製品業界の厳しさ(昨年が好況を呈していたせいもある)が製造業のD.I値を引き下げ、卸・小売の改善が全体のD.I値の引き上げ役となったと見られる。 |
対前年同月比 |
業界の声
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☆豆腐は取引先スーパーの値引きによる製品価格の低迷で、生産量の増加が売上げ増につながっていない。
(食料品)
☆清酒の出荷量は2,983で、前年同月比94.4%と減少している。
(食料品)
☆ニットは春夏物生産の最盛期に入り、前月に続き売り上げが好調。
(繊維・同製品)
☆製材市況は悪化傾向。特に住宅品質確保促進法が4月から施行されることから問屋筋が模様眺めの状況。プレカットの売上げは前月比ではかなりの増加をみた。
(木材・木製品)
☆年度替わりの需要期を迎え、前月比では景況は上向いているものの、前年比では県南部を除き、売り上げ・価格面で減少している。
(印刷)
☆出荷数量は、前月比では91.6%、前年比でも83.6%といずれも減少。高速道路関係の特需のある地区以外では対前年比20%以上の減少となった。
(生コンクリート)
☆鉄鋼は見積もり件数が増えているが、安価での競争状態で、売上高の増加に結びついていない。機械は廃棄物処理関係で引き合いがあるものの、地元受注が少ない。IT関連は基盤・応用機器の増産で繁忙を極めている。
(機械・金属)
☆清酒は、漸く前月・前年比とも微増となった。焼酎も好調。ビールは発泡酒に比べ元気が無く、前年を割っている。洋酒類は暫くぶりに前年を上回り、発泡酒・リキュール等は依然として好調を持続、全体として前年を多少上回った。
(酒類卸売)
☆小売価格は全般的に若干の値上がりであるが、傾向としては横這い。
(石油小売)
☆飲・食料品は転勤・異動時期にあたり、賑わいを見せた。衣料品は大型店の安売りが続き、依然として売れ行きは低調となっている。
(商店街)
☆需要は前月比179%と大幅増加、前年比でも7.4%増加した。
(自動車整備)
☆利用者の減少も多少止まったものの回復の実感は
ない。昨年並みを漸く確保している。
(タクシー)
☆公共工事・民間工事とも物件が減少。土木工事も受注量が低水準のまま推移している。
(建設)
☆輸送量は前年並を確保。食品類が増加傾向にある。運賃水準は依然低い。
(運輸)
☆高速道路関連工事、公共工事の仕上げ等で、洗砂の出荷数量は前月比、前年比とも増加。骨材も公共工事の路盤材関係の荷動きが若干活発な地域もあった。
(砂利採取)
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