フロム情報連絡員
製造業のD.I値が好転
非製造業は「好転」業種なし
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情報連絡員80名
回答数 72名 回答率 90.0% 4月分 |
○ 情報連絡員報告による4月分の県内景況は、前年同月比で、業界全体のD.I値は-36.1ポイントで前月調査と比較して3.2ポイント悪化した。 |
対前年同月比 |
業界の声
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☆豆腐は取引先の連日の特売による製品価格の低迷で、売上げが下がっている。
(食料品)
☆清酒の出荷量は4,546キロリットルで、ほぼ前年並み。
(食料品)
☆ニット・繊維ともに夏物の製品が最盛期に入り、前月に続き売り上げが好調。
(繊維・同製品)
☆製材は住宅公庫の申し込みが大幅に減少したため、荷動きが悪い。プレカットは高水準で推移し、前年比で2割増というところ。
(木材・木製品)
☆新年度需要で、一部に活発な動きがあるが、県全体では売上げダウンにブレーキがかかったという程度で、収益改善にはつながっていない。
(印刷)
☆新年度需要を期待したが、前月比で5%減少した。前年比では横這いである。
(コンクリート製品)
☆前年同月比で81.2%と大幅に減少となっており、厳しい状況が続いている。
(生コンクリート)
☆建築鉄骨は量販店・コンビニ等の見積もり件数が増えているが、工場・ビル等の建築物は少ない。
機械は電子・通信部品に係る設備投資については動きがあるが、輸送機械、産業工作機械等の加工分野は依然低迷状態。
(機械・金属)
☆全体で漸く微増となった前月から一転、前月・前年比とも減少した。好調が続いていた焼酎が前年比でダウンした。ビールも例年になく気温が低いせいか勢いに欠ける。発泡酒・リキュール等は好調を持続している。
(酒類卸売)
☆ガソリン、軽油、灯油はともに値上がりしたが、元売りからの仕切価格が依然値上がりしていることから、収益改善にはつながっていない。
(石油小売)
☆衣料品は夏物の時期になったが、天候不順のため売上げは伸び悩み。身の回り品も消費者の買い控え状況が続いている。
(商店街)
☆整備需要は前年比95.2%。1〜3月は前年を上回っていたが、再び減少となった。
(自動車整備)
☆小規模設計に若干の受注があるが、官公庁のハコものが激減で先行き不安が大きい。
(建築設計)
☆前年同月比で数字的には低落傾向は見られないものの、景況回復の実感はない。
(タクシー)
☆公共・民間とも新規発注が少なく、手持ち工事も大幅減少。ただし資金繰りについては、3月の公共工事完成による入金で改善した。
(建設)
☆3月に較べて荷動きは鈍い。加えて運賃が低下、燃料が上がるというトリプルパンチで一層厳しい状況となっている。ただし県南においては、一般貨物の動きが良かった。
(運輸)
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