中央会の事業より
機能性食品研究会・第1回交流会を開催

 5月29日(月)、秋田市「ホテルメトロポリタン秋田」において、機能性食品研究会(会員24名)発足後、初めての交流会を開催しました。
 はじめに、秋田県総合食品研究所農学博士高橋砂織氏から「食品中の生体機能調節物質が人体に与える効用等を化学的に証明する必要がある」と今後の機能性食品の開発に当たっての留意点について助言があり、続いてアドバイザーである株式会社坂本バイオ坂本賢二氏からは(1)機能性食品と呼ばれる健康食品・特定保健用食品・特定用途食品の特徴及びこれら食品の市場・売れ筋動向、(2)機能性食品の食材として万能であり、同社が栽培技術を保有している“王角霊芝”をはじめハーブ等様々な食材の薬理効果並びに(3)現在、メンバー各社が有する既存食品への添加の可能性、新規商品開発への適用の可否について説明をいただき、最後にメンバー各社のこれまでの取組み状況について活発な意見交換が行われた後、次回開催内容を確認し合い、終了しました。

木質断熱材住宅開発グループ 第1回研究開発事業委員会を開催

 木質断熱材住宅開発グループ(代表・有限会社西方設計代表取締役西方里美氏)は、6月2日(金)、能代市「プラザ都」において第1回研究開発事業委員会を開催しました。
 当グループは、地球環境に負担が少なく(エコロジー)、化学物質過敏症や環境ホルモン等に対応した人体に負担が少ない(バウビオロギー)自然系断熱材を使用した住宅を研究し、その住宅生産システムの確立を目指すことを目的に、本年度、本会の「中小企業連携組織調査開発等支援事業補助金」を受けてシステム開発まで行うことにしております。
 第1回委員会では、年間事業計画(事業予算を含む)を確認したほか、研究開発のコアとなる木繊維断熱材・同パネルにおける技術的課題とその克服方法、欧州における自然系断熱材利用の最新情報、メンバー各社の役割分担の検討などが行われ、次回はその具体的工法(軸パネル・金具を含む)について検討することとし、終了しました。

組織化集中指導事業 〔ホームヘルパー養成講座〕を開催

 秋田県保険鍼灸マッサージ協同組合(佐藤テル理事長)は、組合員及びその従業員が居宅介護サービス事業者となるべく、6月4日(日)から延べ5回に亘り、本会「組織化集中指導事業」の支援を受けて、ホームヘルパー3級養成講座を開催しています。
 第1回目は6月4日(日)、「老人福祉制度とそのサービス」、「サービス提供の基本視点」をテーマに、また第2回目は6月18日(日)、「ホームヘルプサービス概論」、「サービス利用者の理解」というテーマで座学講習を行いました。
 なお、今後7月中に座学講習を3回、8月に実務研修(所定時間)を受講することで、ホームヘルパー3級の資格を取得することになるので、参加者は真剣な眼差しで受講していました。



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