▼秋田県中小企業組合士会創立25周年記念式典を開催! 秋田県中小企業組合士会(柿崎清一郎会長)は2月7日(水)、「ホテルメトロポリタン秋田」において秋田県産業経済政策課本間主幹、全国中小企業組合士協会連合会加々見会長をはじめ多数の来賓並びに会員約40名が出席して、創立25周年記念式典を開催しました。
柿崎会長は「一昨年来、国の中小企業政策が大きく転換する中、組合士が果たすべき役割は従来の組合の振興発展に寄与することはもとより、その組合を支える個別中小企業に対するコーディネートや経営支援といった新たな役割も求められてきており、こうした時代の要請を真摯に受け止め、今後とも邁進していきたい」と式辞。来賓を代表して本間主幹、加々見会長より祝辞を頂戴した後、これまで会の運営に貢献してきた会員9名に柿崎会長から感謝状並びに記念品が贈られました。 引き続き、秋田県製麺協同組合理事長・ヤマヨ株式会社代表取締役米澤實氏を講師にお迎えし、「秋田発“麺”に関するメッセージ〜組合事業を通じてのわが社の販売戦略と私の経営理念」と題して記念講演会が開催されました。
講演で、米澤理事長は「いま、製麺業界が置かれている現状を鑑みると、経営戦略・戦術というより、(1)大手得意先の系列化に入る(2)業態変換する(3)廃業するといった3つの選択肢の中の選択でしかない。現在、価格面だけが重要視され、流通問題がなおざりにされている感がある。中央会の「活路開拓調査事業」で“麺の日”制定を秋田から全国に発信したが、「不易流行」の言葉どおり、これからも秋田ならではのものづくりにこだわり、麺を食べていただくお客様に常に焦点を合わせながら、麺文化を継承していきたい。組合士の皆さんには、それぞれ業界の持つこうした思いを成し遂げられるよう、今後のご健闘を期待したい」と講演されました。 ▼大館市大町商店街振興組合女性部会が アメに除災招福を託す−大館市の冬の伝統行事“アメッコ市”が2月11日(月)、12日(日)の両日開催され、初日は県内外の観光客合わせて15万5千人(実行委調べ)と大変な賑わいをみせました。
このアメッコ市に合わせて、大館市大町商店街振興組合(小棚木徹理事長)の女性部会(明石喜美会長)では「大町きりたんぽ村」を開設。1食700円のきりたんぽには瞬く間に長蛇の列ができ、寒さを忘れてこの地元名物に舌鼓を打つ光景は絶えることなく続き、2日間で1200食を完売、大好評を博していました。 ▼秋田県−中国吉林省食品産業交流会を開催! 秋田県では2月16日(金)、秋田市「三井アーバンホテル秋田」において中国吉林省食品産業交流団(吉林省順維対外経済貿易総公司ほか2公司)を迎えて、多数の県内企業との食品産業交流会を盛大に開催しました。
この交流団は、日本貿易振興会(JETRO)の支援を受けながら、世界各国の地方都市を交易で結ぶ「ローカル・トゥ・ローカル事業」(LL事業)のうち、「秋田・吉林省食品産業交流事業」の一環として来県したもので、県内食品業界の現状や本県との貿易の可能性を探るため、県内企業を精力的に視察したほか、交流会を通じて商品展示・商談を行いました。 特に、視察結果として「秋田の企業の優れた製品管理、販売システムは非常に参考になりました」旨の感想が述べられました。 交流会では、はじめに交流団側企業から、企業概要並びに商談品目についてのプレゼンテーションがあり、続いて個別商談会に入り、食品産業を中心とした多数の県内企業は食材輸入の可能性を探るべく、活発な商談が行われました。 中でも、朝鮮人参、大理石などについては、引き続き交渉を継続していくことになりました。 また、交流会終了後のレセプションでは、この事業をきっかけとして昨年発足し、今年1月から県の委託を受けて、本会が事務局を預かる「秋田県中国経済交流促進協議会」(会長・松美造園建設工業代表取締役伊藤正義氏、会員6名)がホスト役となり、参加企業と交流団の橋渡しを行うなど、新たな友好とビジネスチャンスに向けた歓談の輪がいくつもつくられ、和気合い合いのうちに終了しました。
なお、この事業は平成13年度も引き続き実施される予定です。当協議会では、“小さな企業の大きな活動”を合言葉に広く会員を募集し、活動を行っていくことにしております。加入等の詳細につきましては、本会企業交流課までお問い合わせ下さい。 |
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