中央会の事業より
パソコン研修を開催
 本会では、会員組合役職員並びに秋田県中小企業団体事務局協議会、秋田県中小企業組合士会会員等を対象に、2月5日(月)から27日(火)まで延べ9日間に亘るパソコン研修を開講しました。
 内容はワープロと表計算の基礎を習得するもので参加者(25名)はインストラクターの懇切丁寧な指導を受けながら、日頃の業務にさらに活用しようと熱心に聴講していました。
 本会では、新年度も多様な研修を予定しております。詳しくは、調査広報課までお問い合わせ下さい。

医薬品小売業懇談会を開催
 秋田県医薬品小売商業組合(斉藤長英理事長)では組合員である薬局・薬店が今後、どのような方向に活路を拓いていくべきかなどについて懇談するため、2月6日(火)、「アキタニューグランドホテル」において懇談会を開催しました。
 懇談では、エイチアンドエム(有)代表取締役福田冶男氏より最近の大型ドラックストアの状況、消費者の購買動向等について説明が行われた後、懇談に入り、薬局・薬店側は、大手安売りチェーンが狙う若年層と異なる客層の絞り込み、生活習慣病に係る商品構成と陳列、リピーター獲得のための専門相談薬局への特化などの提言がなされ、また、組合にはヘルスギフト券の普及促進や商品のバラ売りに対応したキメ細かな流通システムを整備すべきなどの意見が出され、今後これら提言を参考にしながら、独自性のある専門経営を目指していくことになりました。

平成12年度特定分野組織化
東北・北海道ブロック研究会が開催される
 商業・サービス業組合等を支援する中央会担当者が一堂に会して、組織運営上の問題点などを研究討議する特定分野組織化研究会が2月7日(水)、横手市「ホールサムインよこて」において開催されました。
 研究会では、(株)秋田ふるさと村代表取締役専務若杉清一氏から「秋田ふるさと村」をさらに魅力ある施設にするために取り組んだ様々な事例紹介が行われたほか、共同店舗「アックス」を運営する六郷町商業(協)湯川雄幸理事長からは、集客力向上のためには従業員教育こそが一番大切であるとの理念に基づき運営している旨の事例が紹介されました。
 また、研究討議では、岩手県が地域の特産品をアピールするため「物産交流事業」を実施している等、他県での取組みで今後、参考となるべき事例も多数出され、有意義な研究会となりました。

組織化集中指導事業
人材育成懇談会を開催
 秋田県鳶土木事業協同組合(佐藤昭七理事長)では今後、組合が実施すべき人材育成事業のあり方について懇談するため、2月10日(土)、「アキタパークホテル」において人材育成懇談会を開催しました。
 懇談では、先に調査した組合員企業における従業員教育の実態についての報告がなされ、その中で、職場内で上司が直接部下を指導する機会が多いことから今後、指導者教育として「職長教育」「中堅管理者教育」を重点的に行っていく必要があること、また、組合が行っている人材育成カリキュラムについても効率的、体系的に実施できるよう見直していただきたいとの提言がなされ、組合では、これらの提言等を踏まえた人材育成事業を展開していくことになりました。

創業支援セミナーを開催
 本会では、創業予定者・希望者の方々を対象に、2月16日(金)、「ホテルメトロポリタン秋田」において創業支援セミナーを開催しました。
 事例セミナーでは、仙台市において人材開発コンサルタント業を営む(有)キャリアコム代表取締役黒田敬子氏から「汗かき、恥かき、おみせづくり」と題して講演が行われ、黒田氏は自分が経験で培った創業までの手順を披露し、また、創業のためには自分の商品価値を確認し、その商品を売るための狙い先、狙う理由・根拠を明確にすることが大切であることが強調されました。
 引き続き、県産品の通信販売や企業のホームページ製作などを手がける(有)ワイズプランニング代表取締役青山佳子氏、女性4人でインターネットを使ったコミュニティビジネスを展開する企業組合コンシェルジェ理事長コーエン千春氏、地域に密着したデイサービス(通所介護)の展開を図る企業組合ほっと理事佐藤由美子氏の3氏をパネラーに、そして黒田氏をコーディネーターとし「創業で夢を実現」と題してパネルディスカッションが行われ、家庭と仕事の両立しながら創業するための条件などが話し合われました。

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