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D.I値再び悪化 〜非製造業の「売上高」が低迷〜 |
情報連絡員80名
回答数 75名 回答率 93.8% 3月分 |
3月分の県内景況は、前年同月と比ベて景況が「好転」したとする向きが9.2%(前月調査13.3%)、「悪化」が47.4%(同49.3%)で、業界全体のD.I値は-38.2ポイントで、前月調査-36.0ポイントに比較して2.2ポイント悪化した。前月調査に比べ、製造業が4.5ポイント好転したものの、非製造業が6.4ポイント悪化した。 この結果全体のD.I値は、回復の兆しにあった前月から再び「悪化」となった。 |
対前年同月比 |
業界の声
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☆豆腐油揚は、地元スーパーの経営破綻により売掛債権の回収に影響がでている企業もある。
(食料品)
☆清酒の出荷量は、2,461キロリットルで前年同月比82.5%と減少している。
(食料品)
☆繊維は、夏物商品の需要期に入り受注は好調。
(繊維・同製品)
☆製材は、首都圏での需要が減少。特に、構造材の荷動きが悪く出荷量は減少した。
(木材・木製品)
☆外材は、円安の影響により原木価格の高値傾向にあり収益性は悪化している。
(木材・同製品)
☆年度末の需要期に入り出荷量は増加。反面、価格競争は続いているのと、用紙以外のインキ、製版材料の値上げの申し入れがでており収益の悪化が予想される。
(印刷)
☆出荷数量は、前月比では89.1%、前年同月比98.8%といずれも減少した。
(生コンクリート)
☆一般機械産業の海外シフトが進み、その影響を受け下請けの多い県内企業は低調である。
(機械・金属)
☆3月は、季節的な関係で年間で最も整備需要の多い月であり、前月比183.9%と大幅に増加した。前年同月比でも11.2%増加した。
(自動車整備)
☆引っ越しシーズンの需要により稼働率が上がった。
(運輸)
☆入進学シーズンに入り売上げは好調であった。家電リサイクル法を控え、家電製品の駆け込み需要があり家電量販店では売上げ増につながった。酒類小売店では、知事選挙の影響で売上げが減少した。
(商店街)
☆補正予算で土木工事が入札されたが、例年の如く資金繰りに苦慮している。建築工事については、公共・民間とも殆どない。
(建設)
☆年度末になり、官公庁からの発注件数が多くなった。
(電気工事)
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