青年中央会の 新しい活動方針を決定しました |
これまで本会が進めてきた組合・企業間ネットワークづくりを推進するため、組合及び企業への訪問を積極的に実施し、将来展望、課題等の把握をし、対応策のご提案、迅速な情報提供等を行うことにしておりますが、そのためには的確なニーズ、問題点の把握が最も重要であると考えております。
青年経営者を支援していくことも同様で、青年中央会が、自発的に新しい活動方針を決定したことで、本会は、組合の将来を担う若手の方の集まりという視点、考え方からこの活動を応援していきたいと考えております。 |
【これまでの経緯】
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青年中央会の活動は、今まで協同組合などの組合が母体となり組合青年部間の交流というスタンスで、各種研修会や情報交換を行ってきました。
しかし、永年にわたる事業内容のマンネリ化や、参加者の固定化、減少化が生じてきており、このままでは全県の各青年部を会員としている青年中央会の存在意義の薄れが危惧されておりました。 |
【青年中央会検討委員会の発足】
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平成11年12月の中小企業基本法改正に伴い、我が国の組織化支援策についての取り組み方針が大きく変化している等環境が変化する中、青年中央会の活動についても抜本的な改革が必要な時期にきているものと考えました。
そこで、このような状況から脱却すべく「今後の青年部中央会はどうあるべきか、どのような活動を行うべきか」を検討するために、会長の諮問機関として「青年中央会検討委員会」(若手会員から7名委嘱)を12年12月に設置し、13年3月までの数回にわたる検討会を行った結果、青年中央会としては、今までの組合青年部の活動支援というスタンスに加え、各構成メンバー企業同士が連携してビジネスに結びつく活動を行う、いわば「やる気のある青年経営者」への直接支援を行っていく必要があるという結論に達しました。 |
【目 的】
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■新たなビジネスチャンスの発掘
連携を通じて新たなビジネスチャンスを発掘する場としていくため、やる気のある青年部員同士が自由に手を挙げ、集い、交流できる仕組みとインフラ整備により、連携を通じた「新たなビジネスチャンス発掘の場」を目指して行くことにしています。 |
【進めかた】
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■地域に出向いた地域交流会
青年中央会の執行部、検討委員メンバー及び中小企業団体中央会が各地域に出向き、会員の方々との腹を割った交流・意見交換を行いたいと考えています。 |
【地域別交流会スケジュール】
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6月18日(月) 鹿角市・鹿角郡地区
6月20日(水) 大館市・北秋田郡地区 6月26日(火) 能代市・山本郡地区 6月28日(木) 大曲市・仙北郡地区 7月2日(月) 秋田市・男鹿市・本荘市・河辺郡・南秋田郡・由利郡地区 7月5日(木) 横手市・平鹿郡・湯沢市・雄勝郡地区 ■やる気のある青年経営者への支援 経済環境の変化に柔軟に対応するため「やる気のある青年経営者」を対象とし、現状からの脱却を図るためにもグループを図り、直接的支援を行う組織へと変えていく必要があります。 企業同士の人脈を醸成し、広く意見交換を行う場とし、人的関係(交流)構築と人脈の創世・意見交換のできる場へと変えていく必要があります。 ■地域を単位としたグループ化 同じ課題・悩みを抱える青年経営者同士が活動しやすい体制を図るため、地域を単位(市・郡)としたグループ化を図り、集まりやすい場所・時間を設定してテーマに取り組みます。 テーマ(例)としては… ○環境ビジネスを考えたいが、他のメンバーと一緒に検討してみたい。 ○ISO取得について数社で検討したい。 ○県南・県北のメンバーが集まって秋田市での販路を拡大したい。 (顧客データ共有の可能性) ○東京に販路を求めたいため、 東京県人会への呼びかけなどを一緒に実施したい。 など |
【期待される効果】
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■会員連携による新たなビジネスの出現
会員間の人的ネットワークの醸成とビジネスチャンスの拡大から連携による新たなビジネスチャンスの出現が期待されます。 |
新たな青年中央会の考え方
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