フロム情報連絡員
景況感 後退続く |
情報連絡員80名
回答数 75名 回答率 93.8% 5月分 |
5月分の県内景況は、前年同月と比ベて景況が「好転」したとする向きが9.3%(前月調査5.4%)、「悪化」が54.7%(同48.6%)で、業界全体のD.I値は-45.3ポイントで、前月調査-43.2ポイントと比較して2.1ポイント後退した。前月調査に比べ、製造業は前月調査と同数値であったが、非製造業は3.5ポイント後退した。
この結果全体のD.I値は、13年2月に僅かに好転したものの、昨年の11月調査から連続して「悪化」の傾向が続いている。 |
対前年同月比 |
業界の声
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☆豆腐油揚は、例年5月には売上高が伸びる時期であるが、今年は低迷傾向であった。
(食料品)
☆清酒の出荷量は、2,954キロリットルで前年同月比86.0%減少している。
(食料品)
☆ニット製品は、夏物の最終生産期で好調に推移した。
(繊維・同製品)
☆繊維は、夏物の実需期であるが小売店の売行き不振から生産調整に入った。
(繊維・同製品)
☆製材市況は、構造材の動きが悪く価格も弱含みである。注文も小口の当用買いが目立ち市場には活気が見られない。
原木価格は、ジリ安傾向が続いており弱含みで推移している。 (木材・木製品)
☆外材は、国内需要の低迷に加え、輸入合板の増加により値下がりに歯止めがかからず、更に一段の減産を強いられている。
(木材・同製品)
☆厳しい価格競争が依然として続いている。
(印刷)
☆出荷数量は、前月比では116.9%、前年同月比でも105.0%といずれも増加した。
(生コンクリート)
☆首都圏での建設投資の一段落の余波及びIT関連投資完了により、地域需要を補完していた県外需要が減少し、価格も安値に移行しており収益の減少が急速に進んでいる。特に、鉄骨メーカーでの収益減が大きい。
(鉄鋼)
☆機械金属業界、自動車、電気、電子等軒並み設備投資が抑えられており、高精密加工、特殊加工技術を持った企業以外はジリ貧である。ダクタイル鋳鉄は、公共投資減少の影響等から受注量の確保が困難である。
(機械・金属)
☆5月の整備需要は、前月比で11.7%減少、前年同月比では5.1%の増加であった。
(自動車整備)
☆アウトドア関連商品や住宅の新築に伴う建材等の季節需要があ り、やや活発に推移した。
(卸売業)
☆例年ゴールデンウィークは、輸送量が落ち込む期間であるが今年は特に減少幅が大きかった。
(運輸)
☆身の回り品は、需要期に入り前年対比では5〜6%増加した。家電販売は、リサイクル法関係が落着いたことで前月・前年比とも横這い。食料品は、前月比で横這い、前年比では商品価格の低下により10%の減少。酒類小売店では、4月の選挙の反動から前月比で30%強の増加になったが、前年同月比ではほぼ横這いであった。
(商店街)
☆総売上高は減少しているものの、カードでの売上高は増加傾向にあり前月比で1.8倍、前年比では2.9倍増加している。
(タクシー)
☆民間工事は殆どないが、秋田市からの発注件数が増えてきた。
(建設)
☆5月に入って官公庁から発注件数が多くなってきた。また、中央大手業者の県内進出が多くなってきている。
(電気工事)
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