フロム情報連絡員
景況感
やや改善 |
情報連絡員80名
回答数 76名 回答率 95.0% 1月分 |
1月分の県内景況は、前年同月と比ベて景況が「好転」したとする向きが5.3%(前月調査1.3%)、「悪化」が69.3%(同67.1%)で、業界全体のD.I値は-64.0ポイントで、前月調査-65.8ポイントと比較して1.8ポイント好転した。業種別では、前月調査に比べ製造業が3.5ポイント好転してD.I値は-51.7ポイント、また、非製造業のD.I値は-71.8ポイントで0.5ポイント好転した。
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対前年同月比 |
業界の声
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☆豆腐は、暖冬が影響し前年・前月比とも売上高は下回った。
(食料品)
☆清酒の出荷量は、6,263キロリットルで正月需要があり前月比で182.3%と好調であった。
(食料品)
☆ニットは、繁忙期に入ったが昨年と比べて受注量の減少と生産サイクルが短くなってきている。
(繊維・同製品)
☆年明け後も市況には明るい兆しが見られず、仕事もリフォームを中心に動いている程度である。そのため注文も小口化で先行観が見えず販売店も必要な物だけを買う状況である。
(製材)
☆出荷数量は52,270立法メートルで、前月比では56.2%、前年同月比でも87.0%と新規工事もなく減少した。
(生コンクリート)
☆機械金属業界は、操業度については前月並でまずまずであるが価格面での低下が見られ収益状況も少しずつ後退しており、3月以降の受注量の見通しがつかない状況にある。
(鉄鋼・金属)
☆新採取地の許可を得たので当分の間は安定供給が可能となり3月頃からは多少好転するものと予想している。1月の出荷量は前月比74.3%、前年同月比でも78.1%と大きく落ち込んだ。
(砂利)
☆受注量はほぼ前年並で低調であったが、今後の秋田県からの公共工事の発注が見込めるので期待をかけている。
(電気工事)
☆例年1月は年末需要の反動で落ち込む時期であるが、今年は特に荷動きが鈍かった。燃料である軽油価格が12月より値下がりしていることが企業のコスト削減に貢献している。
(トラック運送)
☆新年会等催し物の開催があり、売上高は前年対比では92.4%であったが前月比では133.5%と大きく伸びた。
(タクシー)
☆1月の整備需要は前月比で18.9%減少、前年同月比では7.2%増加した。
(自動車整備)
☆組合員の脱退、営業不振による休業する施設もあり厳しい状況にある。また、今年に入って運転資金の借入れが依然より多くなっている。
(旅館・ホテル)
☆清酒は前年対比横這い、洋酒・焼酎は前年を大きく上回り順調、ビールは発泡酒の人気に押されてダウン、果実酒は横這い、発泡酒・リキュールは依然として人気が高く好調。全体では前年比を僅かに上回った。
(酒類卸)
☆1月の新車販売台数は、軽自動車については1,255台(前年比102.4%)で若干増加したが、登録車は1,619台(前年比97.5%)と伸び悩み合計では2,874台(前年比99.6%)であった。
(自動車販売)
☆商 店 街
・初売り・冬物バーゲン等のイベントを開催したものの、来街者も少なく消費の低迷が続いている。(秋田市大町)
・景気後退により消費者の買い控えによって各小売店では前年比5〜10%の売上高の減少となっている。(秋田市通町)
・街区の一部商店では、独自の初売りを行ったものの消費意欲が低迷していることから売上げの増加に繋がらなかった。(秋田市南通)
・街路整備事業も完成、各商店前の排雪もできるようになり来街者も歩行し易くなったことから、今後の売上高増加に期待をかけている。(湯沢市大町)
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