景況レポート
DI値緩やかに改善
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4月分



図の見方●前年同月比の【D.I値】をもとに作成しております。

 4月分の県内景況は、前年同月と比ベて景況が「好転」したとする向きが11.8%(前月調査8.9%)、「悪化」が52.6%(同58.2%)で、業界全体のDI値は-40.8ポイントで、前月調査-49.4ポイントと比較して8.6ポイント改善されました。業種別では、鉄鋼金属業と食料品製造業の売上高の減少で製造業全体としてのDI値は-51.6ポイントとなりました。また、非製造業では能代専門店会、湯沢市大町(商振)、船川商店会等の売上増加によりDI値は-33.3ポイントとなりました。この結果全体のDI値は緩やかな上昇傾向を示しています。

対前年同月比
好転悪化割合 業界全体




業界の声
☆豆腐は取引先SCの乱売に巻き込まれ収益も悪化傾向にあります。
(食料品)

☆清酒の出荷量は3,320キロリットルで前年同月比86.4%の水準となっています。
(食料品)

☆ニットは店頭での動きが活発で追加発注が多く昨年より売上高が増加しました。
(繊維・同製品)

☆新年度に入り公共工事の発注件数物件が多くなっています。
(電気工事)

☆米穀関連の荷動きが活発であったことから、やや好転の兆しが見えてきたが、燃料代の高騰が懸念材料としてあります。
(トラック運送)

☆清酒・焼酎は観桜会が早まったため前年比を多少上回った。ビールは発泡酒の影響を受けて減少したが、洋酒は微増し、発泡酒は割り当て販売の影響を受け前年を下回っています。全体では前年を僅かながら上回りました。
(酒類卸)

☆4月の新車販売台数は、軽自動車2,064台(前年比100.3%)、登録車は2,509台(前年比92.57%)、合計では4,573台(前年比95.9%)となっています。
(自動車販売)


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