景況レポート
製造業の一部に明るい動き
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回答数 77名 回答率 96.3%
5月分



図の見方●前年同月比の【D.I値】をもとに作成しております。

 5月分の県内景況は、前年同月と比ベて景況が「好転」したとする向きが9.1%(前月調査11.8%)、「悪化」が49.4%(同52.6%)で、業界全体のDI値は-40.3ポイントで、前月調査-40.8ポイントと比較して0.5ポイント改善されました。業種別では、縫製・プレカット・家具製造業の売上高が好転したことにより製造業全体としてのDI値は-31.0ポイントとなりました。また、非製造業では酒類製造業、商店街の売行き不振によりDI値は-45.8ポイントとなりました。
 この結果、全体のDI値は3ヶ月連続して-40ポイント台となりました。

対前年同月比
好転悪化割合 業界全体




業界の声
☆清酒の出荷量は2,801キロリットルで前年同月比94.8%の水準でした。
(食料品)

☆ニットは追加発注が多く前年並の売上高を確保出来ました。
(繊維・同製品)

☆出荷坪数、売上高ともに前年比を大幅に上回りました。
(プレカット)

☆仙台市内のマンション建築ラッシュに後押しされ売上高は前年比3割増加しました。
(家具製造)

☆中央地区では公共工事の発注件数物件が多くなっています。
(電気工事)

☆長距離、県内に関わらず全ての品目において輸送量、運賃ともに低下傾向にあります。
(トラック運送)

☆清酒は前年比で減少、焼酎・果実酒は好調、ビールは発泡酒の影響を受け大幅減少、発泡酒・リキュールは横這い、全体では前年を僅かながら下回りました。
(酒類卸)

☆5月の新車販売台数は、軽自動車1,832台(前年比106.8%)、登録車は2,412台(前年比90.3%)、合計では4,244台(前年比96.7%)となっています。
(自動車販売)

☆食料品、衣料品、生活雑貨品の売上高は減少傾向にある。飲食業は昼間は賑わうものの夜は客足が伸びない状況にある。
(秋田市大町商店街)


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