Vol.6
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今回は、「生酒鮮度維持システム」で特許を取得した協同組合秋田さけぷらざの佐々木理事長にご登場願いました。 |
協同組合秋田さけぷらざ 理事長 佐々木 正光 氏 |
■■■はじめに、今回の特許取得の経緯を教えて下さい。 システムの研究開発段階から試作し、試験データを蓄積しながら開発してきたノウハウを継続しながら、現在、秋田清酒(株)が「おさげっこ」という商品名で限定品として販売してます。商品名の「おさげっこ」も平成12年4月7日に私が代表取締役である(株)エムアンドエムで商標登録を取得しています。 このお酒は「生酒純米原酒無調整」で販売していますが、2002年モンドセレクションの金賞を受賞しており、その美味しさは評価されています。今回の特許取得を契機に来年には一般販売を予定しています。 ■■■今後の事業化の方向性についてどうお考えですか。 事業化の方法としては、現行の組合法では、本組合では事業化出来ないのため、共同出資会社、組合員企業或いは第三者に対する使用賃借又は譲渡が考えられます。 今回の特許は出願から6年8ヵ月で取得しましたが、着想からは15年が経過しています。その間、仲間で検討して研究開発する本組合を設立し、特許は取得したわけですが、時間の経過の中で組合員の事業化に対する意識の違いが出てきています。このため、共同出資会社の設立、また、第三者に対する使用賃借は考えられない状況です。今後の組合員との検討しだいではありますが、組合員企業への使用賃借で事業化を図って行きたいと考えています。 |
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