Vol.8
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今回は、今月よりバイオマス発電施設が本格稼働する能代森林資源利用協同組合の鈴木理事長にご登場願いました。 |
能代森林資源利用協同組合 理事長 鈴木 光雄 氏 |
■■■はじめに、全国初の協同組合方式でのバイオマス発電事業に取り組もうとした経緯を教えて下さい。 —施設の仕組み—
■■■全国の市町村や木材業界からの視察申込みが多いなど、全国の注目を集めている中での事業スタートですが、今後の抱負をお願いします。 これまでの事業実施は、各企業がエネルギーコストを下げるために、事業を実施するケースでしたが、地域の企業が合同で参加して事業を実施する初めてのケースという事で注目を集めていると思います。この事業に取り組めたのは、資源を提供できる企業があり、エネルギーを利用できる企業があるという「木材の街・能代」だから可能だったと思います。 施設の処理能力では、秋田県内の年間排出量の3割から4割はカバーできます。木材業界は、不況下に加え、環境問題をクリアするための新たな設備投資という問題を抱えていますが、この事業によりコストダウンが可能です。能代だけではなく、本県の基幹産業である木材産業の一助になるためにも事業を成功させたいと考えています。 ※バイオマス発電 植物などの生物体(バイオマス)を構成する有機物を化学反応させて発電する。 |
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