景況レポート
DI値再び後退
〜設備操業度を除く 景況項目でマイナス〜
情報連絡員80名
回答数 79名 回答率 98.8%
4月分



図の見方●前年同月比の【D.I値】をもとに作成しております。

 4月分の県内景況は、前年同月と比ベて景況が「好転」したとする向きが8.9%(前月調査18.2%)、「悪化」が49.4%(同44.2%)で、業界全体のDI値は-40.5となり、前月調査-26.0と比較して14.5ポイント後退した。
 内訳としては、前月調査と比べ製造業が12.5ポイント後退し、DI値は-31.3、非製造業も15.7ポイント後退し、DI値は-46.8となった。

対前年同月比
好転悪化割合 業界全体




業界の声
☆3月の清酒の出荷量は、3,194キロリットルで前年同月比96.2%で推移した。
(清酒製造)

☆4月は冬物商品と夏物商品の切換え期であったが気温が上がらず商品の動きは鈍かった。
(製麺)

☆春・夏物の受注が多く各社ともフル操業の状況にある。
(繊維)

☆SARSの影響で中国からの輸入量が減少すると推測され今後の動向に注目している。
(ニット製品)

☆受注量は確保しているが、単価が安すぎて適正な利益が得られない。
(家具製造)

☆4月は官公庁関係の発注件数はゼロに近かった。
(電気工事)

☆発泡酒、合成酒は増税前の駆け込み需要があり、売上げは大きく増加した。
(酒類卸)

☆ 4月の新車販売台数は、軽自動車1,913台(前年比92.7%)、登録車は2,509台(前年比100.0%)、合計では4,422台(前年比96.7%)であった。
(自動車販売)

☆ 燃料価格が前年比1リットル当たり5円値上げされコスト負担に苦慮している。
(トラック運送)

☆入進学等で例年商店街が賑わう時期であったが、来街者の減少が続いており売上げも減少傾向にある。
(秋田市大町商店街)


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