平成15年度東北・北海道ブロック技術・市場交流プラザ秋田大会を開催

　10月15日(水)及び16日(木)の2日間に亘り、秋田市の秋田ビューホテルを主会場として「平成15年度東北・北海道ブロック技術・市場交流プラザ秋田大会」を開催した。
　本大会は、東北・北海道の異業種交流グループが一堂に集い、各々が抱えている課題等に対して意見・情報交換などを行うことにより、中小企業者間の交流の拡大、異業種交流活動の県域を超えた広域的展開を図るとともに、技術・市場交流活動を促進し、中小企業の活性化に資することを目的に、東北・北海道の7道県が持ち回りで開催しているもので、本県での開催は、平成元年及び8年に次いで3回目となり、本年度は本会が事務局を担当している。
　大会には、東北経済産業局の佐々木隆文産業部次長を始め、秋田県内外から約260名が参加した。　
　初めに、主催者を代表して本大会実行委員会の齊藤健悦会長や西村哲男秋田県副知事らが挨拶を行った後、名古屋大学の大日方教授より「新技術とそのビジネス展開〜産学連携の成功と失敗〜」というテーマで基調講演があり、引き続き2班に分かれての分科会を行った。
　それぞれの分科会会場では参加者同士の積極的な意見交換が行われた。また、交流会では、東北・北海道の参加者が県域を超えて情報交換を行いながら親睦を深める姿が随所で見られた。
　翌16日(木)は、エキスカーションとして、秋田市の秋田県総合食品研究所と大潟村の大潟村秋田こまち生産者協会の施設を見学するなど、参加者は有意義な時間を過ごす中で、本大会を終えた。