平成15年度第2回理事会を開催/東北財務局主催秋田地区経済懇談会に東海林会長が出席

　11月13日(木)、本会の平成15年度第2回理事会を秋田市の秋田キャッスルホテルにおいて開催した。
　議案の審議に先立ち、東海林会長は、「県内の中小企業は、消費の低迷、公共事業の減少、長期にわたるデフレ不況など依然として景気回復が実感できない厳しい状況にある。このような中で、本会で実施する事業については、会員組合を始めとして企業経営者のニーズの掘り起こしを行いながら、効果的な事業を実施している。」と挨拶した。

　引き続き同会長が議長となり、第1号議案会員の加入・脱退の承認について及び第2号議案給与規程の一部改正についての審議が行われ、原案どおり可決された。
　第2号議案は、本会事務局職員の給与改定を行うものであるが、給料については平均1％引き下げるとともに、期末手当の支給割合を引き下げる等の内容となっている。この他、上半期の事業の遂行状況や予算の執行状況などについて事務局から報告が行われた。

　10月28日(火)、秋田市のホテルメトロポリタン秋田において、東北財務局主催による秋田地区経済懇談会が開催された。本懇談会は、本会東海林会長を始めとする秋田県内経済団体の代表や企業経営者及び地元金融機関の頭取など10名が井置一史東北財務局長と秋田県内の経済状況について懇談を行ったもので、懇談の中で東海林会長から、本会の情報連絡員報告を踏まえて「県内の中小企業の状況は、大企業のような回復基調にはなく、依然として厳しい状況となっている。」旨の発言が行われた。又、井置局長からは、「今日参加して頂いた経営者の方々の貴重なご意見を今後の財政経済政策に反映して参りたい。」旨の言葉があった。