景況レポート 景況感2カ月連続で改善傾向!
情報連絡員80名 4月分

  4月分の県内景況は、前年同月と比べて景況が「好転」したとする向きが2.6%(前月調査2.5%)、「悪化」が48.7%(同48.8%)で、業界全体のDI値は−46.1となり、前月調査の−46.3と比較して0.2ポイント改善した。
 内訳としては、前月調査と比べ製造業は14.1ポイント後退し、DI値は−48.4、非製造業は9.5ポイント好転し、DI値は−44.7となった。


[天気図の見方]前年同月比のDI値をもとに作成しています。
[凡例]

業界全体好転悪化割合[前年比/同月比]


業界の声
清酒製造 3月の清酒出荷量は、2,697キロリットルで前年同月比91.5%で推移した。
豆腐油揚 主力のアメリカ産大豆が昨年より60キログラム当たり800円程度安くなっているのが救いであるが、景況感は良くない。
繊維 在庫調整が進み、生産も一段落して前年同月比横ばいで推移した。
鉄鋼・金属 仕事量は確保され、操業度は100%以上であるが、鋼材・副資材等の仕入価格が高騰し、さらにガソリン・軽油の値上がりによる物流関係も値上がり続きで、収益悪化につながっている。
自動車販売 4月の新車販売台数は、登録車が2,311台(前年同月比101.8%)、軽自動車は2,039台(同98.6%)であり、合計4,350台(同100.3%)であった。
自動車整備 4月の整備需要は、前年同月比で登録自動車が4.4%減、軽自動車が0.8%減となり、全体では3.1%減となった。
クレジット カード取扱高は、前年同月比98.9%で推移した。カード業界の環境激変や競争激化などにより会員は減少傾向にある。
トラック 肥料などの季節的需要の増加はみられたが、他品目はほぼ前年並みに推移し、売上げは横ばいであった。燃料が3月に続いて値上げされ収益悪化につながっている。
商店街 来街者の減少に歯止めがきかない。(秋田市)


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