景況レポート(商工あきた2005-7)

	景況感3カ月連続で改善！
	情報連絡員80名	5月分

　5月分の県内景況は、前年同月と比べて景況が「好転」したとする向きが11.4％（前月調査2.6％）、「悪化」が39.2％（同48.7％）で、業界全体のDI値は−27.8となり、前月調査の−46.1と比較して18.3ポイント改善した。
　内訳としては、前月調査と比べ製造業は17.2ポイント好転し、DI値は−31.2、非製造業は19.2ポイント好転し、DI値は−25.5となった。

（回答数：79名　回答率：98.8％）

[天気図の見方]前年同月比のDI値をもとに作成しています。

[凡例]

業界全体好転悪化割合[前年比／同月比]

業界の声

清酒製造	4月の清酒出荷量は、2,373キロリットルで前年同月比91.4％で推移した。
パン製造	パンの売上高は、前年同月比97％台で推移し、特に主力の食パンが前年同月比93％台と減少傾向にある。
ニット製造	小ロットの売れ筋商品の追加発注がスポット的に投入されている状態で前月に引き続き、生産性の良くない状況が続いている。
生コンクリート	秋田中央道や災害復旧工事により、5月の出荷量は、87,501m³で前年同月比122.8％で推移した。
自動車販売	5月の新車販売台数は、登録車が2,275台（前年同月比110.9％）、軽自動車は1,776台（同96.4％）であり、合計4,051台（同104.1％）であった。
自動車整備	5月の整備需要は、前年同月比で登録自動車が5.8％増、軽自動車が7.4％増となり、全体では6.4％増となり、4カ月ぶりに増加に転じた。
石油製品	ガソリンは、前月比3円値上がりし121円、軽油は、前月比3円値上がりし98円となった。
青果卸売	全般的に価格が高値で推移しているため、売上げは前年同月比100.9％で推移した。
商店街	来街者減少に歯止めがきかない状況であるが、暑さとともにサービス業（飲食店）にやや明るさが見えてきた。（秋田市）