景況レポート 景況感 製造業・非製造業とも横バイ!
情報連絡員80名 11月分

 11月分の県内景況は、前年同月と比べて景況が「好転」したとする向きが2.6%(前月調査7.5%)、「悪化」が48.1%(同53.8%)で、業界全体のDI値は−45.5となり、前月調査の−46.3と比較して0.8ポイント好転した。
 内訳としては、前月調査と比べ製造業は0.6ポイント好転し、DI値は−40.0、非製造業は1.0ポイント好転し、DI値は−49.0となった。
(回答数:77名 回答率:96.3%)


[天気図の見方]前年同月比のDI値をもとに作成しています。
[凡例]

業界全体好転悪化割合[前年比/同月比]


業界の声
豆腐油揚 11月に入っても比較的暖かい日が多く、鍋物などの需要が少なく売上げは低迷している。乱売による低価格で販売されているが、原油高による燃料費が高騰し収益を圧迫している。
繊維製品 コートの発注が少ない状況であるが、景況は、前年同月に比べ若干良い感じと思われるものの、好転とまではいかない状況となっている。
一般製材 製品の動きが悪く、取扱量、単価ともに下落した。原木取扱量は、若干増加し、良材のため単価が上がり、販売額は前年同月に比べ147%となった。
生コンクリート 11月の出荷量は、106,857m3で前年同月比90.6%で推移した。
青果卸売 天候の安定により入荷量は増えたが、需要が伸びず商品が安価で推移したため、売上げは前年同月比83.9%であった。
自動車販売 11月の新車販売台数は、登録車が2,217台(前年同月比90.2%)、軽自動車は1,715台(同92.7%)であり、合計3,932台(同91.3%)であった。
タクシー 乗務員数が前年同月比101.6%と若干増加したものの、運行回数は前年同月比98.4%と減少し、相変わらず県北が運行収入、運行回数ともに前年同月比93.0%と落ち込みが激しい。
石油製品 ガソリンは、前月と変わらず128円、軽油も前月と変わらず105円、灯油は、18リットル宅配で1円値下がりし1,276円となった。
商店街 来街者が少なく、売上げが伸びていない。サービス業(特に飲食店)は、忘年会シーズンを迎え徐々に伸びてきている。(秋田市)


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