景況レポート 製造業・非製造業ともにDI値好転!
情報連絡員80名 1月分

 1月分の県内景況は、前年同月と比べて景況が「好転」したとする向きが7.5%(前月調査3.8%)、「悪化」が46.3%(同51.3%)で、業界全体のDI値は−38.8となり、前月調査の-47.5と比較して8.7ポイント好転した。
 内訳としては、前月調査と比べ製造業は13.7ポイント好転し、DI値は−25.0、非製造業も5.3ポイント好転し、DI値は−47.9となった。
(回答数:80名 回答率:100%)


[天気図の見方]前年同月比のDI値をもとに作成しています。
[凡例]

業界全体好転悪化割合[前年比/同月比]


業界の声
豆腐油揚 1月は稼働日数が少なく、売上げは前月比で15〜20%減少し、前年同月比でも若干減少した。また、雪の影響などで配送効率が悪く、燃料コストも大幅に上がるなど経営状況は悪化している。
清酒製造 12月の清酒出荷量は、4,541キロリットルで前年同月比98.6%で推移した。
プレカット 年末からの大雪のため、プレカット部門では稼働しない日もあり、売上げは、前年同月比65%減となり、資金繰りが厳しくなっている。
鉄鋼・金属 鋼材、副資材、消耗品等の高騰で若干加工費が上がっている。また、積雪量の多さで作業効率の低下、石油製品の高騰で経営を圧迫している。
青果卸売 野菜の価格は高値で推移しているが、果物の売上げが伸びず、全体の売上げは、前年同月比89.1%となった。
自動車販売 1月の新車販売台数は、登録車が1,693台(前年同月比98.6%)、軽自動車は1,366台(同96.5%)であり、合計3,059台(同97.6%)であった。
タクシー 1月に入っても大雪に見舞われたため交通がマヒし、運行効率が悪く、運行回数、運行収入ともに減少となった。
石油製品 ガソリンは、前月と変わらず127円、軽油は、前月比1円値上がりし105円、灯油は、18リットル宅配で97円値上がりし1,371円となった。寒波の影響で灯油価格が大幅に上昇している。
商店街 「身の回り品」では、大雪により客足は減少したが、除雪関連用品が前月に続き好調で、前年同月比28%の増加となった。(秋田市)


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