DI値6.6ポイント改善! 〜非製造業は3ヶ月ぶり改善〜 |
||
情報連絡員80名 | 8月分 |
8月分の県内景況は、前年同月と比べて景況が「好転」したとする向きが12.5%(前月調査11.4%)、「悪化」が38.8%(同44.3%)で、業界全体のDI値は−26.3となり、前月調査の−32.9と比較して6.6ポイント改善した。
内訳としては、前月調査と比べ製造業は3.1ポイント改善し、DI値は−9.4、非製造業は9.3ポイント改善し、DI値は−37.5となった。 (回答数:80名 回答率:100%)
|
[天気図の見方]前年同月比のDI値をもとに作成しています。 |
[凡例] |
業界全体好転悪化割合[前年比/同月比]
|
業界の声 |
製麺 | 7月は気温が上がらず、夏物商品の出足が鈍かった。8月は気温が上昇したため夏物商品が出回ったが、7月の売上の落ち込みをカバーするまでには至らず、前年同月並みに推移した。 |
清酒製造 | 7月の清酒出荷量は、1,656キロリットルで、前年同月比98.8%で推移した。タイプ別では、吟醸酒が前年同月比で101.5%、純米酒が105.7%、本醸造が93.1%、レギュラー酒が98.9%となっている。 |
外材 | 7月は北洋材の入荷が減少したが、8月には増加し、7月分の落ち込みを回復した。国産材の入荷も順調で、フル操業が続いている。8月の入港量は、72,000m3。 |
ニット製造 | カットソーの受注動向は、残暑が厳しいこともあり、順調に推移している。ニットは冬物のウールコートに代わるアイテムとして注目を浴びており、安定した受注状況である。 |
青果卸売 | 天候不順により入荷量が減少傾向にあるため、商品価格が高く推移しており、お盆の需要拡大期に重なったため、増収増益となった。 |
自動車販売 | 8月の新車販売台数は、登録車が1,703台(前年同月比88.7%)、軽自動車は1,460台(同107.4%)であり、合計3,163台(同96.4%)であった。 |
電気工事 | 受注件数は辛うじて前年並みを維持しつつも、利益率は少なく、赤字物件を発生させているケースが出てきている。 |
石油製品 | ガソリンは、前月より7円アップし1リットル当たり143円、軽油も、前月より7円アップし1リットル当たり119円、灯油は、18リットル宅配で60円アップし1,494円となった。元売各社の仕切価格は上昇しているが、小売価格は思うように転嫁できず、販売量も減少しているため、悪い市況となっている。 |
商店街 | 「身の回り品」は前年同月比5.5%の減少。「酒類販売」は辛うじて、前年同月並みを維持した。「家電販売」では、猛暑続きによる冷蔵庫・エアコンの予想外の需要に加え、テレビも好調であったため、前年同月比125.5%となった。(秋田市) |
Copyright 2006 秋田県中小企業団体中央会 http://www.chuokai-akita.jp/
|