製造業・非製造業ともに DI値 横ばい! |
||
情報連絡員80名 | 10月分 |
10月分の県内景況は、前年同月と比べて景況が「好転」したとする向きが10.0%(前月調査11.3%)、「悪化」が32.5%(同33.8%)で、業界全体のDI値は−22.5となり、前月調査の−22.5と同じであった。
内訳としては、前月調査と比べ製造業は0.1ポイント悪化し、DI値は−3.2、非製造業は前月調査と同じで、DI値は−35.4となった。 (回答数:80名 回答率:100%)
|
[天気図の見方]前年同月比のDI値をもとに作成しています。 |
[凡例] |
業界全体好転悪化割合[前年比/同月比]
|
業界の声 |
豆腐油揚 | 鍋物の季節となったことで、売上が前月より増加したものの、対前年同月比ではほぼ横ばいで推移した。業界では相変わらず乱売が続いている。 |
清酒製造 | 9月の清酒出荷量は、2,437キロリットルで、前年同月比90.7%で推移した。タイプ別では、吟醸酒が前年同月比で119.2%、純米酒が90.1%、本醸造が83.4%、レギュラー酒が90.4%となっている。 |
外材 | 海外からの輸入合板は、当面増加に転ずる気配はなく、国内メーカーの生産出荷が順調に推移している。10月の入港量は、66,000m3。 |
繊維 | 一製品当たりの発注数量が少なく、単価も低下している。景気が回復しているという実感はわかない。 |
青果卸売 | 昨年同月の売上高が極端に悪かったため、10月は前年同月比で107.3%となっている。入荷量は順調だが、野菜の販売価格は低く推移している。 |
自動車販売 | 10月の新車販売台数は、登録車が1,905台(前年同月比88.4%)、軽自動車は1,759台(同101.2%)であり、合計3,664台(同94.1%)であった。 |
一般建築 | 公共の土木工事は減少しているが、建築は多少多くなっている。民間については依然として低調である。 |
石油製品 | ガソリンは、前月より3円ダウンし1リットル当たり139円、軽油も、前月より1円ダウンし1リットル当たり117円、灯油は、18リットル宅配で62円ダウンし1,427円となった。元売仕切価格は各油種とも値下げされたが、販売数量の減少等もあり、利幅が減少している。 |
商店街 | 売上が依然として低迷しており、景気回復の兆しすら感じられない。小売店で好調なのは、独自の専売品を持つ専門店である。(鹿角市) |
Copyright 2006 秋田県中小企業団体中央会 http://www.chuokai-akita.jp/
|