景況レポート DI値3ヶ月ぶり好転!
〜非製造業のDI値が好転、製造業は悪化〜
情報連絡員80名 1月分

 1月分の県内景況は、前年同月と比較して、景況が「好転」したとする向きが12.8%(前月調査11.3%)、「悪化」が39.7%(同40.0%)で、業界全体のDI値は、−26.9となり、前月調査と比較し、1.8ポイント好転した。内訳としては、前月調査と比べ製造業は0.4ポイント悪化し、DI値は−12.9、非製造業は3.4ポイント好転し、DI値は−36.2となった。
(回答数:78名 回答率:97.5%)


[天気図の見方]前年同月比のDI値をもとに作成しています。
[凡例]

業界全体好転悪化割合[前年比/同月比]


業界の声
豆腐油揚 暖冬の影響のためか、商品の動きが鈍く、売上高は前年同月を下回った。
清酒製造 12月の清酒出荷量は、4,339キロリットルで、前年同月比95.6%で推移した。タイプ別では、吟醸酒が前年同月比で100.9%、純米酒が96.8%、本醸造が93.0%、レギュラー酒が95.5%となっている。
外材 平成18年11〜12月にマレーシアからの輸入合板が増加したが、国内の需要は堅調で、国内合板メーカーの生産出荷に陰りは見られない。原木が国産材を中心にじり高状態が続いており、販売価格も強含みで推移している。1月の入港量は、62,000m3
繊維 暖冬により冬物衣料が減少し、春物の早作りのため、単価が下がり、売上が減少となった。
青果卸 雪不足で近郊農家の野菜が採れているので、価格が安く、売上高は前年同月比95.0%と前年同月と比較して悪化した。
自動車販売 1月の新車販売台数は、登録車が1,448台(前年同月比87.9%)、軽自動車は1,335台(同97.7%)であり、合計2,823台(同92.3%)であった。
管工事 雪がないため、屋外における工事は順調に消化されているが、その後の工事については、不透明となっている。
石油製品 ガソリンは、前月より2.3円ダウンし1リットル当たり129.7円、軽油も、前月より1.6円ダウンし1リットル当たり109.9円、灯油も、18リットル宅配で24円ダウンし1,381円となった。販売価格は下落傾向にあり、販売数量も減少している。特に灯油は、暖冬により消費が大幅に落ち込んでいる。
商店街 東能代へのイオンの出店が表明された。盛岡のイオンと同じくらいの規模であり、出店が認められれば、能代山本地区の小売業者には大打撃となる。(能代市)


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