新生あきたの市町村
 平成16年11月の「美郷町」誕生から平成18年3月の「八峰町」誕生まで間に、秋田県は、13市9町3村に再編されました。
 このコーナーでは、合併で新しく誕生した市町村をシリーズで紹介しています。

能代市

 平成18年3月21日、旧山本郡二ツ井町と新設合併

 市章は、能代市の「の」・「し」・「ろ」を組み合わせ、日本海の波と白神山地の山並みを表現し、新市の将来像「輝くみらいへ 水とみどりの環境のまち」を表現しています。

■市の概要
 秋田県の沿岸西北部に位置する能代市は、日本海に面し、市街地は米代川水系流域に広がっている。能代平野の中央を東西に米代川が流れ、日本海に注いでいる。県内の5市町村と接する県北西部の中心都市である。平成元年から「バスケの街づくり事業」に取り組んでいる。秋田わか杉国体においては、バスケットボール(成年女子・少年男子)、高校軟式野球の会場となっており、能代市の都市像「輝くみらいへ 水とみどりの環境のまち」を一層推進し、市政の発展を目指している。
 

人口 63,149人(H19.4.30現在)
特産品 能代春慶塗、秋田杉桶樽、檜山納豆

■歴史
 能代の古名である渟代の初見は「日本書紀」斉明天皇4年(658年)4月、阿倍引田臣比羅夫の遠征、次いで野代と記した初見は「続日本紀」宝亀2年(771年)6月の渤海国使節が来着したと記されている。後、2回の震災後宝永元年(1704年)より「能代」に改めたと伝えられる。藩政時代には米代川の舟運が確立し、河口港である能代湊は舟運を利用して木材・鉱産物、米など豊富な物資の集積地、移出港として繁栄した。現在の万町に、船着場の標が建立されている。米代川上流の二ツ井地区の梅内、仁鮒は良質な秋田杉に恵まれていたため、明治中・後期には、従来の木挽きに替わる機械製材を導入した工場が建ち「東洋一の木都」と呼ばれた。

■主な産業
 木材と木材関連産業が、製造品出荷額の4割超を占めている。良港の能代港は重要港湾であり、環日本海の玄関口として大きな期待が持たれている。
 また、能代市は都市像に向けて、「森林バイオマス等活用施設整備」、「環境にやさしい自転車のまちづくり」などを重点施策として取り組んでいる。
産業別就業者数(平成12年10月1日現在・国勢調査)
1次産業
2次産業
3次産業
9.9%
30.9%
59.8%
商品販売額 130,125百万円(平成15年)
製造品出荷額 51,555百万円(平成16年)

■能代市を所在地とする組合(本会会員)
 能代市では、38の本会会員組合が活動を展開している。業種別、形態別内訳は次のとおり。
業種別内訳
形態別内訳
製造業(※)
18
火災共済(協)
0
農林水産業
0
企業組合
0
鉱業
0
協業組合
1
建設業
4
事業協同組合
34
卸・小売業
6
協同組合連合会
0
商店街
3
商工組合
0
金融・保険・不動産
0
商店街振興組合
(連合会含む)
3
運輸通信業
1
サービス業
6
 
 
その他の産業
0
38
38
※食料品1、繊維3、木材木製品等10、家具装備品3、その他1

能代市に関する詳しい情報は、市のホームページをご覧下さい。(http://www.city.noshiro.akita.jp/)



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