■歴史
横手地域は、古来から羽州と奥州を繋ぐ要衝と地である。平安時代後期の前九年の役〜後三年の役当時は鎮守府将軍清原氏の本拠地であったが、寛治元(1087)年金沢柵の落城によってその支配の幕が閉じた。その後、鎌倉時代から地頭職として君臨していた小野寺氏が室町〜戦国期に横手城を築城、その居城とし、近隣と抗争を繰り返したため当時の古戦場はこの地に多い。関ヶ原の合戦後、小野寺氏は改易処分となったため、横手城は藩政期には、久保田藩の支城として城代が置かれ、寛文12(1672)年以降は藩主一門戸村家が城代(所預)を勤めた。また、失脚した江戸時代初期の老中本多上野介正純は、佐竹氏預かりの身となり、この地で没している。
■主な産業
国道13号、107号線が交差し、秋田自動車道横手IC/JCT付近には流通施設が集積している。製造品出荷額のうち、一般機械25.3%、輸送機械21.0%、プラスチックが13.0%となっており、この3分野で60%弱を占めている。
◆産業別就業者数 (平成12年10月1日現在・国勢調査)
1次産業
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2次産業
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3次産業
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18.0%
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30.5%
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51.5%
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◆商品販売額 240,653百万円 (平成15年)
◆製造品出荷額 119,212百万円 (平成17年)
■横手市を所在地とする組合(本会会員)
横手市では、31の本会会員組合が活動を展開している。業種別、形態別内訳は次のとおり。
業種別内訳
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形態別内訳
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製造業(※)
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11
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火災共済(協)
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0
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農林水産業
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0
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企業組合
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1
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鉱業
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1
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協業組合
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2
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建設業
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3
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事業協同組合
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26
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卸・小売業
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10
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協同組合連合会
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0
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商店街
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2
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商工組合
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0
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金融・保険・不動産
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0
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商店街振興組合
(連合会含む)
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2
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運輸通信業
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1
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サービス業
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3
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その他の産業
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0
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計
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31
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計
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31
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※繊維4、木材木製品等5、出版印刷1、その他1
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