新生あきたの市町村
 平成16年11月の「美郷町」誕生から平成18年3月の「八峰町」誕生まで間に、秋田県は、13市9町3村に再編されました。
 このコーナーでは、合併で新しく誕生した市町村をシリーズで紹介しています。

横手市

 平成17年10月1日、1市7町村(旧横手市、平鹿郡増田町、平鹿町、雄物川町、大森町、十文字町、山内村、大雄村)が新設合併

 市章は、横手市の「よ」と平鹿郡の「ひ」と横手市の頭文字「Y」をモチーフに、デザインし、実り、田園、清流を象徴する配色としました。さわやかで元気な人々のまち「豊かな自然・豊かな心・夢あふれる田園都市」をイメージしています。

■市の概要
 秋田県の南東部に位置する横手市は、奥羽山脈と出羽山地に囲まれた横手盆地にある。東は岩手県、県内6市町村と接する県南東部の県内第2の都市である。雄物川水系流域に広がる平野があるため、有数の穀倉地帯であり、農産物では、米作をはじめ、りんご、さくらんぼ、すいか、ホップ等の生産が盛んである。また、秋の味覚「まつたけ、いものこ」なども採れる地域である。秋田わか杉国体においては、バレーボール(少年男・女)、ホッケー(成年男・女)、一般B軟式野球、ボウリング全種目の会場となっており、国体推進事務局では、想い出づくりまかせて横手をスローガンとして「温かいもてなしの心」を発揮する横手市らしい大会づくりを目指している。
 

人口 103,652人(H17国勢調査)
シンボルカラー 横手平鹿地方にちなんだ独自に命名した3色(横手美の里色〔よこてみのりいろ〕、横手萌木色〔よこてもえぎいろ〕、横手花浅葱色〔よこてはなあさぎいろ〕)を採用している。
食 横手やきそば、十文字のラーメン、山内そば、いぶりたくあんなど

■歴史
 横手地域は、古来から羽州と奥州を繋ぐ要衝と地である。平安時代後期の前九年の役〜後三年の役当時は鎮守府将軍清原氏の本拠地であったが、寛治元(1087)年金沢柵の落城によってその支配の幕が閉じた。その後、鎌倉時代から地頭職として君臨していた小野寺氏が室町〜戦国期に横手城を築城、その居城とし、近隣と抗争を繰り返したため当時の古戦場はこの地に多い。関ヶ原の合戦後、小野寺氏は改易処分となったため、横手城は藩政期には、久保田藩の支城として城代が置かれ、寛文12(1672)年以降は藩主一門戸村家が城代(所預)を勤めた。また、失脚した江戸時代初期の老中本多上野介正純は、佐竹氏預かりの身となり、この地で没している。

■主な産業
 国道13号、107号線が交差し、秋田自動車道横手IC/JCT付近には流通施設が集積している。製造品出荷額のうち、一般機械25.3%、輸送機械21.0%、プラスチックが13.0%となっており、この3分野で60%弱を占めている。
産業別就業者数(平成12年10月1日現在・国勢調査)
1次産業
2次産業
3次産業
18.0%
30.5%
51.5%
商品販売額 240,653百万円(平成15年)
製造品出荷額 119,212百万円(平成17年)

■横手市を所在地とする組合(本会会員)
 横手市では、31の本会会員組合が活動を展開している。業種別、形態別内訳は次のとおり。
業種別内訳
形態別内訳
製造業(※)
11
火災共済(協)
0
農林水産業
0
企業組合
1
鉱業
1
協業組合
2
建設業
3
事業協同組合
26
卸・小売業
10
協同組合連合会
0
商店街
2
商工組合
0
金融・保険・不動産
0
商店街振興組合
(連合会含む)
2
運輸通信業
1
サービス業
3
 
 
その他の産業
0
31
31
※繊維4、木材木製品等5、出版印刷1、その他1
 

横手市に関する詳しい情報は、市のホームページをご覧下さい。(http://www.city.yokote.lg.jp/)



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