豆腐油揚 |
大手県外業者の進出により相変わらず乱売が続き、収益を悪化させている。また、バイオ燃料の増産により穀物価格が上昇し、豆腐原料の大豆価格も上昇している。今後もこの傾向が続くと見られ、先行きに大きな不安を抱いている。 |
清酒製造 |
5月の清酒出荷量は1,799キロリットルで、前年同月比86.7%で推移した。タイプ別では、吟醸酒が前年同月比で90.7%、純米酒が94.0%、本醸造酒が80.2%、レギュラー酒が86.6%となっている。 |
外材 |
製品需要は若干陰りが見えてきた。特に、輸入型枠合板の需要が不振であり価格を下げている。その他製品も価格は概ね弱含みで推移している。一方、製品在庫は若干増加傾向にあり、一部製品では生産調整の動きも見られる。6月の入港量は46,000m3。 |
印刷 |
低価格な受注は未だに後を絶たず、経営を圧迫する厳しい状況が続いている。主材料の用紙価格は、7月から10%の値上げ実施となり、価格転嫁が進まなければ、利益確保が更に難しくなると思われる。 |
自動車販売 |
6月の新車販売台数は、登録車が2,255台(前年同月比88.2%)、軽自動車が2,142台(同92.8%)であり、合計4,397台(同90.4%)であった。 |
石油製品 |
ガソリンは前月より4円アップし1リットル当たり138円、軽油も前月より3円アップし1リットル当たり116円、灯油も18リットル宅配で37円アップし1,458円となった。仕切価格は前月に引き続き上昇しているが、販売価格に転嫁出来ず、一部値引を実施するガソリンスタンドもあり、収益確保が厳しい状況となっている。 |
商店街 |
「身の回り品」は前年同月並みを維持し、「酒類販売」ではワインが若干好調であったことから、前年同月比10%の増となった。更に「家電販売」ではエアコンが若干好調であったことと、昨年の反動もあり前年同月比60%の増となった。[秋田市] |
タクシー |
繁華街や商店街等の元気の無さを反映し、前年同月比で運行回数は92.3%、運送収入は90.6%まで落ち込んでいる。 |
トラック |
各品目とも不安定で持続性に欠ける。主要貨物である米(全農関係)の動きが悪く、配車面でのバランスに苦慮している。一方、一部主食集荷業者の米の動きが逆に良いことから、業者間の融通配車で補っている状態である。また、燃料価格の継続的な値上がりで、経営を圧迫している。 |