業種別会議の目的と位置付け
　本会では、組合や業界が抱えている問題や課題、将来の方向性等について、幅広く意見交換し、業界ぐるみでその課題克服を図っていくことを目的に、毎年2月中旬から3月上旬にかけて、業種別会議を開催している。
　この会議は、各業界ごとに組合代表者等が一堂に会して開催され、毎年6月〜7月に開催している地区別代表者懇談会とともに本会での重要な位置付けとしている。
　本会議において出された意見・要望等については、それぞれの分野別に集約された後、毎年6月頃に開催される分野別専門委員会での検討・審議を経て、中小企業団体全国大会に向けた要望事項として提出される。また、県を始めとした行政へ要望・陳情されるほか、本会事業に反映されることになっている。

「中央会の活用を」
　今年度第1回目となる木材・木製品製造業の業種別会議の開催にあたり、本会の米澤会長は、「業種別会議開催は今年で3年目となったが、昨年は、県知事のほか、担当部局にも要望・陳情を行い、かなり受け入れてもらったと感じている。行政等に対する要望・陳情は、中央会の役割であり、よりきめ細かく、提言を行っていきたい。また、行政に要望に行く場合は、是非中央会を活用してもらいたい。」と挨拶した。
　本会議は、秋田市のホテルメトロポリタン秋田を会場に、2月17日(火)に木材・木製品製造業、19日(木)に卸・小売業、24日(火)に繊維製品製造業、26日(木)に商店街を対象に開催した。
　会議では、急激な業績の低下に苦慮している声が多く出された一方、業界の発展のための具体的な政策提言も参加者から出された。

【開催時間】 午後1時30分〜(共通)
【開催場所】 秋田市『ホテルメトロポリタン秋田』
※　是非ご参加下さい。
※　本会議で出された主な意見・要望等については、4月号に掲載の予定です。