本会東海林会長などに高卒者新規求人の採用枠拡大を要請!
〜寺田秋田県知事〜
寺田知事より要請書を受け取る本会東海林会長


 去る6月3日(火)、寺田知事を始め、市川秋田労働局長など行政機関の代表が秋田県商工会館を訪れ、平成16年3月高校卒業予定者の新規求人票の早期提出と採用枠拡大を要請した。
 寺田知事は、「県では、活力ある地域社会を形成するため、新規学卒者の県内就職を促進しているが、長引く景気の低迷等により新規学卒者を巡る雇用情勢は依然として非常に厳しい状況が続いている。
 この6月20日からは、来春の高校卒業予定者に対する求人受付が開始されることから、若年者が一人でも多く県内に就職できるよう、採用枠の拡大と早期の求人票提出について傘下企業に周知頂きたい。」と述べ、経済団体の積極的な対応を要請した。
 東海林会長は、「優秀な人材を得るチャンスでもあり前向きに対応したいが、企業としては即戦力になる人材が欲しいという現実もある。また、受入れした生徒が数ヶ月で退職するケースも多々あるなど、学校当局でも生徒に対する就職指導を真剣に取り組んでもらいたい。中小企業としても企業の活性化を考えれば若年者は必要であり、傘下企業への周知を図って行きたい。」と述べた。
 また、就職希望の生徒を代表して新屋高校3年の加賀谷俊介さんと秋田北高校3年の渡部智翔さんからは、「秋田県内で就職することは私たちの夢。夢の実現のために、多くの仲間が就職できるようたくさんの求人をお願いします。」と述べた。

 

ジュニア・インターンシップ推進事業
 本会では、本年度労働関係機関の要請によりジュニア・インターンシップ推進事業に取り組んでおり、高校生の職場体験受入れ企業の募集を行っております。
ご協力を頂ける企業は本会調査広報課までご連絡をお願いします。
(TEL018-863-8701)

 ジュニア・インターンシップ推進事業は、近年高等学校を卒業しても未就職の者や不安定な職業に就く若者が増加している現状を踏まえ、高校2年生を対象に3日間の「職場体験」を通して早期に職場意識の高揚を図ることを目的としており、職業安定機関が高校生の就業形成支援事業の一環として実施している事業です。

実施の期間と内容
 具体的なプログラムは、各学校が企業の方々と連絡をとって作成します。

事前学習:1日(学校)
・講話・オリエンテーション・活動計画作成
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就業体験:3日(会社等)
・会社概要説明・ビジネスマナー・職場実習
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活動のまとめ:1日(学校)
・まとめ・報告会




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