話題の広場

中央会事業より
『連携組織強化月間』として特別相談窓口を開設!
 本会では、組合をはじめとする中小企業連携組織に対し設立から運営まで広範な支援を行っているが、連携組織の積極的な活用と一層の強化を図るため、先月1カ月間を『連携組織強化月間』と定め、特別相談窓口を開設する等各種のキャンペーンを展開し、創業の相談をはじめ事業協同組合の設立や多角的連携組織等による新たな成長分野への取り組み支援等多くの相談に対応した。

外国人研修生受入事業懇談会を開催
 10月22日(金)、秋田市のシャインプラザ平安閣において第1回外国人研修生受入事業懇談会を開催した。
 懇談会には、財団法人国際研修協力機構仙台駐在事務所長の須長勝氏をはじめ、外国人研修生を受け入れている組合関係者など39名が出席した。懇談に先立ち本会が実施した研修生受入事業のアンケート調査結果を報告した後、須長勝氏から「成果の上がる外国人研修生受入事業の推進について」と題して受入事業の実施上の留意点等について説明が行われた。
 懇談の中では途中帰国や失踪の未然防止策或いは日本語能力向上のための方策などについて活発な意見交換が行われた。

コミュニティビジネスセミナーを開催
 10月29日(金)、秋田市のホテルメトロポリタン秋田において、第2回創業塾「コミュニティビジネスセミナー」を開催した。今回は、企業組合コミュニティフォーラム理事長の中村正明氏を講師に、「アーティストのコラボレーションによる街づくり支援」と題して講習を行った。同氏は、「企業組合を設立後、組合員が作品を展示できる施設“こみゅにてぃさろん佐倉茶屋”をオープンしたが、カルチャースクールをはじめとして組合員の活動の場が広がった。今後も企業組合の特性を生かした組合活動を展開したい。」と述べた。
 この後、秋田県企画振興部市町村課コミュニティ活動推進チームの米谷、鈴木の両氏から県内のコミュニティビジネス支援施策と県内事例が紹介され、出席者は熱心に耳を傾けていた。また、講習会終了後は、講師や本会職員が対応して個別相談を行った。

コスト削減研究会を開催
 11月17日(水)、本年度のコスト削減研究会のモデル企業である秋田基準寝具株式会社(秋田市)において、専門家のシステム経営研究所代表の岡田秀幸氏を交えて第3回目の研究会を開催した。
 今回は、モデル企業における改善活動の状況報告や工場見学を行った後、意見交換を行った。
 岡田氏からトヨタ方式を中心としたコストダウン戦略についての提言が行われた。

電子商店繁盛セミナーを開催
 11月18日(木)、秋田市のホテルメトロポリタン秋田において、電子商店繁盛セミナーを開催した。今回は、大阪市でインターネットショップ“心斎橋みや竹”を営む宮武和広氏から「傘屋の和ちゃん、大いに語る」と題して、老舗の倒産から見事に復活した同氏の苦労話を中心とした講演が行われた。
 同氏は、「100年続いた老舗の傘屋を4代目の自分がつぶしてしまった。泥沼状態の時にインターネットに活路を見い出し、老舗の復活に成功した。成功のキーワードは“逆転の発想”であり、インターネットビジネス成功の秘訣は、“営業力とクレーム処理”であることを確信している。これからも、フェアプライス(適正価格)、オンリーワン(オーダーメイド)、アフターマーケット(長持ち)を守りながら進化させたい。」と述べるなど、出席者は熱心に耳を傾けていた。

エクセル活用セミナーを開催
 11月24日(水)、本会会議室においてエクセル活用セミナーを開催した。今回は、マイクロソフト株式会社webサイトでバーチャルセミナーを開催しているデータ分析の第一人者である住中光夫氏から「営業データ活用のための実践分析術」と題する講習を行った。講習では、経営や営業活動にすぐに役立つ実践的なデータ活用や分析の考え方、さらには、エクセルのピボットテーブル機能を使った簡単な分析手法を学び、出席者からは好評を博した。


アラカルト

創立40周年記念式典が盛大に開催
〜秋田市工業団地協同組合〜
 秋田市工業団地協同組合(武田邦夫理事長)の創立40周年記念式典と祝賀会が、11月9日(火)、秋田市の第一会館本店において開かれました。
 武田理事長は、「昭和37年に秋田県が造成した団地に集団移転して以来、集団化による生産性の向上を目指し組合活動を推進してきた。今後、地域産業の中核として組合の使命を再認識し、組合員の団結を一層強めこれからの時代を乗り切っていきたい。」と力強く挨拶しました。引き続き、組合員企業の従業員に対し永年勤続表彰が行われました。

〜秋田県農業機械商業協同組合〜
 秋田県農業機械商業協同組合(白石光弘理事長)の創立40周年記念式典と祝賀会が、11月25日(木)、秋田市の秋田キャッスルホテルにおいて開かれました。白石理事長は、「当組合は昭和39年に創立以来40周年を迎えることができた。この間、幾多の時代の変転を克服し、秋田県農業機械業界の地位向上を目指して活発な事業展開を推進してきた。今後も積極的な活動を続けていきたい。」と挨拶しました。

あきた大菓子まつりを開催
 秋田県菓子工業組合(後藤一理事長)では、11月13日(土)・14日(日)の両日に亘り、秋田市建都400年記念イベントとして「あきた大菓子まつり」を秋田市の秋田拠点センター「アルヴェ」において開催しました。オープニングセレモニーでは、本会の米澤会長や金田参議院議員などが出席され、テープカットが行われました。
 また、甘い香りに包まれた会場は、お菓子バイキング、お菓子文化を探るパネルの展示、秋田藩政時代の和菓子の再現、手作り体験などのコーナーが設置され、多くの家族連れなどで賑わいました。

就職をテーマに意見交換
 秋田県自動車車体整備協同組合(仙花久彌理事長)
では、10月21日(木)、秋田市のイヤタカで「明日の車体整備業を担う若年者を求めて!」というテーマで、秋田労働局やハローワーク秋田及び県内工業高校との間で懇談会を開催しました。
 懇談会では、組合側から車体整備業界の実情や業務内容などについて説明が行われた後、意見交換が行われました。組合側からは、「定着率が悪いのは企業側にも責任がある。今後、募集時期などを含め問題点の把握に努めていきたい。」との意見が出されました。



支援団体活動レポート
このコーナーでは、本会が支援する団体の活動を紹介します。
組合検定試験受験対策講座を開催
〜秋田県中小企業組合士会〜
  秋田県中小企業組合士会(柿崎清一郎会長)では、秋田市のアキタパークホテルにおいて本年12月5日(日)に秋田市で行われる中小企業組合検定試験の受講者を対象にした受験対策講座を開催しました。11月8日(月)・11日(木)は組合会計、16日(火)は組合制度・運営、19日(金)は労務管理の各講座を4日間に亘って開催し、出席した受講者は熱心に学んでいました。
●組合士制度についてのお問い合わせは…
 秋田県中小企業組合士会事務局
(本会 調査広報課 Tel.018-863-8701)


桃李下自蹊成
 今年も早いもので師走を迎えた。
 過日(11月18日)開催の理事会において、平成17年度に迎える本会創立50周年の「記念事業検討委員会設置要領」が了承された。
 本会は、昭和30年11月28日、県内180組合の賛同により創立総会が行われ誕生した。翌年の昭和31年1月19日秋田県知事認可、同2月3日設立登記して成立した。
 検討委員会の委員は役員5人、職員2人の計7人で構成され、開催時期、開催事業、開催費用等について検討していくことになった。
 また、同日の理事会において来年1月14日開催の新春経営トップセミナーと新春賀詞交換会についても了承された。新春賀詞交換会については今回初めての試みでもあるので、組合関係者及び組合員企業の経営者等多数の参加を期待したい。
 来年の干支は酉。酉歳の守り本尊は不動明王。不動明王は、大日如来が姿を変えて現れたとされ、迷いを絶ち、苦難から救い、楽しみを与えてくれるとされているが、平成17年はそれぞれの課題に果敢に立ち向かい成果があがる年にしたいものである。
(M.F記)


→目次へ

Copyright 2004 秋田県中小企業団体中央会
URL http://www.chuokai-akita.or.jp/