経営上のあい路
 「販売不振・受注の減少」がトップ (昨年は「同業他社との競争激化」)
経営上何があい路となっているかを見ると、「販売不振・受注の減少」が67.2%、「同業他社との競争激化」が43.9%、「製品価格(販売価格)の引上難」が27.3%と、前年調査2位の「販売不振・受注の減少」があい路のトップとなった。(図−3)
規模・業種別に見ても、これらの傾向は変わらないが、「化学工業」では「製品価格(販売価格)の引上難」が75.0%、「サービス業」では「同業他社との競争激化」が55.2%であい路のトップとなっている。
県内企業の経営状況は1年前より「悪化した」とする事業所が全体の7割弱を占め、その比率も前回調査よりも大幅に増加し、6割強の事業所で「販売不振・受注不振」が経営上のあい路となっているなど、ますます厳しい経営環境下に置かれていることが窺える。
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