従業員の週休形態
 浸透した週休2日制(82.0%)
全体の82.0%の事業所が何らかの形で「週休2日制」を導入しており、これは前年調査(83.6%)を1.6ポイント下回った結果となっているが、ほぼ前年調査並と週休2日制も着実に浸透してきている。
東北6県で比較すると山形県(87.0%)、宮城県(83.2%)に次ぐ導入率で、全国の82.6%よりも0.6ポイント下回っている。(表−1)
「週休2日制」を内容別に見ると、「会社独自の休日カレンダー等による週休2日制」の39.8%(前年調査44.7%)が最も多く、次いで「月2回週休2日制」22.6%(同21.4%)となっており、「完全週休2日制」は16.2%(同13.4%)と前年調査に比べ2.8ポイント増加している。
前年に引き続き「会社独自のカレンダー等による週休2日制」がトップであったが、時短を画一的な週休形態ではなく、それぞれの仕事の繁閑を考慮した変形労働制を採用する事業所が多いことを表しているといえる。
規模別に「週休2日制」が最も多いのは「10〜29人」規模の85.6%、次いで「100〜300人」規模の81.8%となっている。
業種別に「週休2日制」の導入比率が高い業種を見ると、「繊維・同製品」の94.7%、「化学工業」の91.7%、「出版・印刷・同関連」の91.2%の順となっている。
|